主審に詰め寄るドルトムントの面々 photo/Getty Images

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26日にUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節が行われ、レアル・マドリード(以下レアル)がドルトムントに3-1で勝利した。

両チーム無得点で迎えた14分に問題が発生。ドルトムントがレアル陣内に攻め込むと、右サイドからの浮き球を受けたマクシミリアン・フィリップが敵陣ペナルティエリア内でシュートを放つ。このシュートがゴールライン上に立っていたセルヒオ・ラモス(レアル)の手に当たり、フィリップがすかさずハンドの反則をアピールするも、ドルトムントにPKは与えられず。4分後にドルトムントが先制を許したことで、結果的にこの場面が試合のターニングポイントとなった。

一連のプレイを受け、かつてリーガ・エスパニョーラで主審を務めたアンドゥハル・オリベル氏が自身の見解を表明。「ラモスの手にボールが当たったのは、彼の足にボールが当たった(掠った)直後だ。故意に手を使ったわけではなく、反則に該当しない」と語ったことがスペイン紙『MARCA』で伝えられている。

サッカーの競技規則では、「競技者が手または腕を用いて“意図的に”ボールに触れる行為」がハンドの反則にあたると定められている。ボールの軌道にむけて手を伸ばしたのか、ボールを回避するだけの空間的な余裕(距離)があったのかなどが判定の基準とされているが、映像ではフィリップのシュートがGKケイロル・ナバスに当たってからラモスの手に当たっているようにも見受けられるため、一連のプレイをハンドとみなすか否かは判断が分かれるところだろう。ハンドの反則の適用基準について、今後も議論が巻き起こりそうだ。