下水管のメンテナンス作業のために必要な入り口を塞ぐマンホール。

安全や利便性のためにあるものだが、マンホールカードを配布している自治体があったり、愛好家が存在していたりと、人々を魅了する存在でもある。

そんなマンホールが“身に着けられる”作品を生み出している人々がいる。

そう。マンホール柄の洋服やバッグの数々だ。

生産は現地で

しかも、これらはマンホールの柄を再現したものではなく、こんな方法で“現地生産”している。

▼インクをマンホールに塗る

▼生地を置いて版画のようにインクを移す

▼完成!

▼完成後はしばらく乾かしておく

“街を着る”がコンセプト

これらの作品を生み出しているのは、ドイツのベルリンを中心に活動している「raubdruckerin」。ドイツのみにとどまらず、アムステルダムやパリなど各地で創作活動を行っている。

作品のコンセプトは「街を着る」。マンホールにこだわっているわけではなく、街の一部を身に着けることで、着用者自体がプロジェクトの一部になると考えているそうだ。

▼マンホール以外の作品も

すべての作品は現地で手作業で製造しており、通行人が制作過程を見学したり、制作者に話しかけたりすることも多いそうだ。

環境に配慮して自然に還るインクを使用しており、溶剤などは使用していないとのこと。

日本からも購入可能

10ユーロ(約1320円)の送料が別途かかるが、一連の作品は日本からも購入可能だ。

価格はTシャツが39〜49ユーロ(約5160〜6480円)、フーディが89ユーロ(約1万1770円)、トートバッグが15〜19ユーロ(約1980〜1510円)など。いずれも洗濯可能で、裏返して30度のお湯で洗うことを推奨している。

このプロジェクトは各メディアで取り上げられていることもあり、残念なことにその作品のほとんどが売り切れ中だ。

制作は今後も続けていくとのこと。新作の登場が待ち遠しい限りだ。