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もくじ

ーダイソンの電気自動車、実現するか
ーアストン、テスラの幹部 ダイソンへ
ー英国政府とダイソンの関係

ダイソンの電気自動車、実現するか

ダイソンが、EV開発計画の発表を予定している。キーポイントは、
・英国で製造
・英国政府の支援を受ける
というふたつだ。

サー・ジェイムス・ダイソンが率いる英国の家電大手ダイソンは、掃除機などが有名である。しかし、ここ10年間ほどは自動車の開発に関わってきた。

ただし、同社はそういったプロジェクトの存在を決して認めないのである。


2008年にダイソンの広報担当者は、AUTOCARに対し、「ジェイムス(ダイソン)は、わが社の新型モーターが自動車の動力源になり得ると話しましたが、そうした開発を進めているわけではありません。電気自動車を製造するプランは存在していないのです」と話していた。

しかし今回、アストン マーティンの幹部を引抜くなど、ダイソン初の自動車製造の可能性が高まり、とうとう公式発表が行われる見込みだ。

アストン、テスラの幹部 ダイソンへ

先日ダイソンは、アストン マーティンで22年間を過ごしたデイビッド・ワイヤーを雇い入れた。彼は、購買部門の幹部であったが、ダイソンでは調達部門を率いることになる。

彼はSNSを通じて、アストンへ感謝の言葉を贈るとともに、ダイソンに入社することを明かしたが、この家電メーカーにくわわった業界関係者は他にも存在する。

昨年は、やはりアストン マーティンの生産部門ディレクター、イアン・ミナーズがダイソンに移籍し、新天地でそれまでと同じ職に就任している。


さらにダイソンは、今年すでにテスラの広報渉外担当の幹部、リカルド・レジェスを引抜いている。こうなると、電気自動車の噂が出るのも不思議なことではない。

そもそもこの問題。わが英国政府の発表した文書が発端なのである。

英国政府とダイソンの関係

ダイソンに関する一連の噂は、昨年に始まる。英国政府の文書に「政府は、ダイソンによる新型バッテリーEVの開発を資金面で援助する。これは、同社が所在するマームズベリー地区に£174 million(245億円)を投資し、エンジニアを中心に500名の雇用創出を約束するものだ」と記されたことから始まっている。


しかしその後、すぐに該当文書には変更がくわわり、「政府は、ダイソンによるバッテリー技術の研究開発をサポートするために、最大で £16 million(27億円)の補助を行う」という内容に上書きされた経緯がある。

つまりダイソンは、EVの開発に関して、可能な限り情報を伏せておきたかったのだ。