26日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)によると、中国の産業スパイ活動が活発になっている。研究開発より安上がりだからだという。資料写真。

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2017年9月26日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)によると、中国の産業スパイ活動が活発になっている。研究開発より安上がりだからだという。

米ボストン郊外の医療技術企業で最近、産業スパイが情報を盗み出そうとする事件が起きた。会社の幹部が退社する際、2階会議室のドアのガラスの向こうに見慣れない人物がいるのに気付いた。男はパソコン2台、タブレット端末を使い、何か作業をしている。幹部はそのまま警察に通報した。

駆けつけた警察に逮捕された男は、中国とカナダの二重国籍を保有する華僑だった。企業の医療技術情報を盗み出そうとしていたとみられる。現在警察が調べており、有罪が確定すれば最高懲役15年の刑が科される可能性もある。今年5月には、米国の医薬関連機密情報を盗み出そうとしたとして、中国人2人、米国人4人、カナダ人1人が逮捕された。

米中経済安全監査委員会の報告書によると、米連邦捜査局(FBI)が15年に摘発した産業スパイ事件は過去最高に達した。その多くに中国政府が関与していたという。また、米民間調査機関によると、米国の機密貿易情報が外国に盗まれたことで発生する損害額は年間少なくとも1800億ドル(約20兆1500億円)に上るという。(翻訳・編集/大宮)