バセットハウンドとはどんな犬?

バセットハウンドはフランスが原産国である、狩猟犬として活躍していた犬です。体のバランスから言っても頭部が大きく、胴長短足という体型的にはちょっと不格好な感じですが、これら全ては狩猟犬として適している体型でもあるのです。

バセットハウンドは、穏やかでのんびりとした性格で、人間にも他の犬にもとても友好的な犬です。家族に対して忠実で愛情深く、寿命も10年から12年ほどが平均なので、長く可愛がってあげる事ができます。

しつけに関しても特に大変と言う訳ではありませんが、吠えると声が大きいので、吠えさせないしつけが必須となります。

また、バセットハウンドは「遺伝性の疾患を持っている個体が多い犬種である」と言われており、関節や目の病気になりやすいです。さらに、垂れ耳特有の耳の病気にもなりやすいので、日頃から、歩き方や行動などに注意して、病気になった時の早期発見は常に心掛けておかなくてはなりません。

狩猟犬の割りに、バセットハウンドは走り回ったりするのが大好きという犬では無いので、毎日ゆっくり散歩に連れて行ってあげるだけで、十分ストレス解消になります。

バセットハウンドの性格

バセットハウンドは刑事コロンボの愛犬としても有名ですね。あのドラマを見ていても分かりますが、バセットハウンドはとても穏やかな性格で、攻撃的になる心配が殆どありません。赤ちゃんがいる家庭でも飼育ができると言われているほど、優しい犬種です。また、飼い主さんに対する忠誠心も強いので、しつけがしやすく、初めて犬を飼うという人にも向いています。

暑さや寒さにも特に敏感ではなく、暑過ぎず寒過ぎない環境で、過ごさせてあげると良いでしょう。既に多頭飼いしている家庭でも、バセットハウンドは友好的なので、すぐに他の犬とも仲良くなることができます。

バセットハウンドは警戒心がそんなにある方ではありませんが、不審な物音などには反応して大きな声で吠えて教えてくれるので、番犬にもする事ができます。

バセットハウンドは、犬の中でも特に吠える声が大きい犬種なので、家をしっかりと守ってくれるワンちゃんです。しかし、集合住宅などの場合、それが迷惑行動になってしまう事があるので、子犬のうちから根気よくしっかりと、吠えないしつけをしてあげてください。

バセットハウンドの上手な飼い方のコツ

バセットハウンドは多くの運動をさせなけらばならない犬ではないので、一日に一度、ゆっくりとお散歩してあげるだけで十分です。但し、胴長な体型から椎間板ヘルニアになりやすい犬種でもあるので、その原因にもなる肥満の予防のためには、日々の運動が欠かせません。

椎間板ヘルニアに関しては、バセットハウンドの遺伝しやすい病気の一つでもあります。発症するのは6歳以降に多いので、予め太らせないようにしておく事と、腰に無理の掛からない環境を作っておいてあげる事も必要です。

滑りやすいフローリングの床には、絨毯やコルクマットなどを敷いたり、バセットハウンドがソファなどに上がる際に、段差を付けてあげて上りやすくしたりする等、工夫が有効です。

また、バセットハウンドは大きな垂れ耳が特徴の犬ですが、そのような犬種は、耳の中が炎症を起こしやすいという事も覚えておきましょう。特に多いのが外耳炎で、ダニや菌が付着する事によって、激しい痒みや痛みが出るのが特徴です。

バセットハウンドは垂れ耳ゆえに耳の中がジメジメしがちです。飼主さんが定期的に耳掃除や耳の中の様子をチェックしてあげて、外耳炎を起していないか見てあげましょう。

バセットハウンドのかかりやすい病気

バセットハウンドは、椎間板ヘルニアと外耳炎になりやすいと前述しましたが、他にもかかりやすい病気があります。

バセットハウンドは「チェリーアイ」という眼病に罹りやすく、これも椎間板ヘルニア同様に、遺伝的な要因によって起こる場合が殆どです。生後6か月頃から2歳までの間に発症するケースが多く、目が赤くなって腫れ上がるのが特徴です。目をしきりに気にしているような仕草をするようであれば、早めに病院へ連れて行ってあげましょう。

また、バセットハウンド血小板障害という病気は、バセットハウンド特有のものです。出血した際に血が止まらなくなったり、出血しやすくなったりするという症状が起こります。

放っておくと鼻から血を出したり、血便や血尿が出てきたりするようになります。輸血などを施さないと命に関わる病気なので、早急に動物病院へ連れて行って処置をお願いしましょう。

バセットハウンドは、胃捻転にもなりやすい犬種です。胃捻転は胸の深い大型犬に起こりがちな病気ですが、バセットハウンドにもありがちな病気です。ドカ食いをさせない、食後すぐに散歩に行かないなどの工夫をして、胃捻転を起こさないようにしましょう。

まとめ

バセットハウンドはとても穏やかで、のんびりとした性格なので、小さなお子さんや赤ちゃんのいるご家庭でも、飼育が可能な犬種です。バセットハウンドは遺伝性の病気になりやすい犬でもあるので、親犬や兄弟犬などをきちんと見た上で、購入する事をおすすめします。

バセットハウンドのしつけはそう難しくはありません。子犬のうちにしっかりしつけをして、可愛い家族の一員として可愛がってあげてくださいね。