25日、澎湃新聞は、中国メーカーが製造した便座が欧米で人気を博していると報じた。

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2017年9月25日、澎湃新聞は、中国メーカーが製造した便座が欧米で人気を博していると報じた。

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記事は「2年前、中国人が日本で便座を爆買いしていたが、今では外国人が中国の便座を競うように買っている」とし、貴州省のメーカーが製造する便座を紹介している。

このメーカーの便座は「トップシート」というブランド名で、アマゾンでは1個35〜70ドル(約3900〜7800円)という価格で月1万個程度売れている。2003年にイタリアで売り始め、その後ドイツ、米国、英国、フランスなどにマーケットを拡大してきた。材料は竹で、さらに稲わらなど環境に優しい材料を用いた便座の開発を進めているという。

現在、同社の便座は輸出先の80%がドイツとスイス。人気の秘訣(ひけつ)は5000種類以上に及ぶプリントデザインで、個性的な図柄が欧州市場で大いに喜ばれているという。年間の販売数は200万個を超えるそうだ。一方、米国では多種多様なデザイン展開は受けず、より実用的で機能性を重視した商品開発へと方針転換。これが年間20万個売れるヒットにつながり、現地に研究開発センターと販売会社を設立するに至ったという。

中国でしばしば話題になる便座や便器にまつわるサクセスストーリーに、中国のネットユーザーからは「中国の特色豊かな便座だ」「スマホケースの発想だね」「中国はもはや他人からばかにされてきた中国ではない」「貴州省の急速な発展ぶりがうかがえる」といった称賛のコメントが寄せられた。

その一方で、「日本の便座と同列に論じて良いものか」「日本のはスマート便座。これは単に便座に絵を描いただけじゃないか」といった指摘や、「(欧米人に人気だけど)日本人は中国の便座を競うように買ったりはしない」「日本のマンホールのふたのほうがバリエーション豊かだよ」といった冷ややかな意見も。また「良いものは全部輸出して、悪いものばかりを国内向けに売る」など、中国国内での製造販売に力を入れないことに対する不満も見られた。(翻訳・編集/川尻)