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ありがとう日馬富士!

今日はお出掛けの記録です。先日の日曜日、大相撲秋場所の観戦のため国技館に行ってきました。3横綱2大関の休場、幕内では7人もの休場者が出るというひどい有様でしたが、楽しく観戦することができました。それはひとえに横綱・日馬富士の存在あればこそ。感謝、感謝、感謝の一言です。まずお出掛けの報告の前に、ひとしきり日馬富士を讃えたい。

もちろん、あれだけ上位勢が休んだら、横綱・大関が成績的に抜けて出るのは当たり前であり、その意味で11勝4敗という成績そのものは評価には値しません。しかし、それは十五日間つとめきったからこそ言えること。今場所の日馬富士は強い・強くない以前に出られる・出られないの戦いに勝った。それが何よりも素晴らしい。

33歳という現役4横綱の最年長者でありつつ、歴代横綱でも高齢の部類に入る年齢は、横綱をつとめることを日々刻々と難しくしているはずです。土俵に上がる際は両ひじ、両足首にサポーター・テーピングがガッチリと巻かれます。場所前の巡業ではひじの痛みで休むこともありました。満身創痍。身体の具合は、四横綱で一番悪いかもしれない。いつ辞めても不思議はないような状態です。

秋場所は、そんな日馬富士に初めてひとり横綱の重責がかかった場所でした。自分が休めば横綱土俵入りもなくなり、お客が「横綱」というものを見られなくなる。折からの相撲ブームにあって、今場所が初観戦という人もいるでしょう。わざわざ外国から旅行の一環で訪れた人もいるでしょう。「横綱」をお見せできるのは今は自分ひとり。絶対に休めない。

しかし、横綱には守らねばならない「威厳」もあります。幾度かの稀有な事例はありますが、負けつづける横綱はやはりお見せできないのです。秋場所、日馬富士が序盤に喫した3敗、3つの金星配給は休場にリーチとなる負けだったはずです。もうひとつ負けがこめば、出場を止められるような。

身体は痛い、疲れは抜けない。ただ、休むわけにはいかない。でも弱い横綱が土俵に上がるわけにもいかない。豪栄道や若手たちは自分のために頑張ればそれでいいわけですが、日馬富士は場所を背負って立っていました。場所の価値と、横綱の威厳を守るためには、自分が勝つしかない。とにかく勝つしかない。それが綱の重みと言えばそれまでですが、それは大変な重みであったろうと思います。

日馬富士の強さは「気迫」にあると思っています。持ち前のスピード、相撲勘、身体能力、それらも確かに素晴らしい。しかし、日馬富士が一番強いのは、大義を持って燃えたときです。自分の昇進をかけた勝負の時。兄弟弟子が優勝を成すための援護の時。身体のことや怪我のことを置いて、「全身全霊」を込めた日の強さは、そうでないときを遥かに上回るものがあります。

史上初となる4つの金星を配給する体たらくながら、絶対に休まないという「気迫」は衰えなかった。そして、終盤戦にかけて気迫とともに強さは増し、ひとつも負けられない取組に勝ちつづけました。星数で並んでいた若手はチカラどおりに続々と後退していくなか、日馬富士だけが横綱として踏みとどまってくれた。

十四日目、勝てば千秋楽結びまで優勝がもつれることが決まる御嶽海との取組、この一番に勝ったとき日馬富士は場所を守りきったのです。よくぞここまで持ってきてくれた。よくぞ最後まで出続けてくれた。優勝よりも大きなつとめを果たしたと思います。さすが横綱・日馬富士、あっぱれです!

↓日馬富士のおかげで優勝争いの興味もつながり、秋晴れにも恵まれ、発気揚々と国技館へ!


↓入口には満員札止めの報せが。人気継続中!


↓国技館入口では四横綱の土俵入り看板がお出迎え!



↓場内には大関衆の看板がひっそりと展示!


↓今場所から新たに設置された高安です!


怪我がなければ高安が優勝だったろうに!

兄弟子同様、優勝運がないのぉ!

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正直、場内はひところに比べて熱気は落ち着いてきています。確かに満員御礼ではあるけれども、お客の出足は鈍く、買い物や飲食へのテンションも低め。正面入り口は閑散としており、錦絵屋のオヤジや、オリジナルグッズの売店は昼過ぎまで店を開けないというやる気のなさ。3横綱2大関の休場ではこれも仕方ないでしょう。

↓買う人もいないもんで、錦絵を飾るのも面倒になったのか…?


↓恒例のちゃんこでは高田川部屋が「しょうゆちゃんこ」の名前でスープカレーを提供するという詐欺的行為も!


ダメだよ、相撲客にスープカレー出したら!

カレー粉入れたらカレー味になるに決まってるだろ!

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それでも、最後の最後まで優勝が決まらないということが救いとなっていました。スープカレーへの不満も含めて一切がっさいすべて、ホクホクした気分が打ち消してくれます。結びの一番、優勝を争う決戦、そのひとつだけで今日の価値は有り余るのです。

本割で豪栄道が勝つならそれもよし。もしも決定戦になれば嬉しいサプライズ。僕は感謝をこめて日馬富士の応援です。好角家にはおなじみの「日馬富士の取組のとき、甲高い声でハッルッマッフッジーと叫ぶご婦人」に負けないくらい、大きな声で日馬富士にコールを送ります。

嬉しかったのは、場内が五分五分の声援だったこと。もっと豪栄道の応援が出るかと思いましたが、日馬富士の声援が盛り返し、熱い応援合戦になりました。日本とかモンゴルとかみみっちいことを言う輩を寄り切ったような気分で、相撲はいいものだと改めて思います。

↓本割、そして優勝決定戦と日馬富士が連勝!最大3差からの大逆転優勝!


もう豪栄道はチカラがなかった!

ていうか、そもそも9勝6敗くらいの場所だったはずが、休場祭りで余分に勝ってしまっただけ!

あっけないくらいの圧勝でした!


優勝インタビューでの「横綱に下がる場所はない」という覚悟の言葉。さりながら、一夜明け会見では「いい見本、手本となり、いい背中をみせて。先輩から受け継いだものを後輩へ渡していく立場。それが相撲道」と若手の成長を喜ぶ気遣いの言葉。強くて、優しい、いい横綱ぶりじゃないですか。

何とかあとひとつ、優勝してもらいたい。

史上最強の大横綱・白鵬と時代を同じくしたことで、成績的には陰に隠れがちな日馬富士も、あとひとつ勝って優勝10回とすれば、いわゆる「名横綱」の仲間入りとなるでしょう。優しくていいやつだった、という話だけではなかなか後世には残りません。強かったという話でしっかりと伝わる横綱になってほしい。

日馬富士の優勝10回の節目を見られるかどうか。今回のリーチで、大相撲観戦に新たな楽しみが生まれました。稀勢の里・日馬富士の千秋楽全勝相星決戦、どこかで見られたらさぞ楽しいだろう…そんな夢を持って今後も相撲を見ていきたいと思います。何やかんやで、いい場所でした!

↓優勝パレードでは安美錦に優勝旗を持たせる粋なはからいも!

自身の優勝、安美錦の幕内復帰!

ダブルのお祝いで嬉しいパレードです!


↓パレードを見送ったあとふと気づいたらストーカーみたいなのがいた!!


誰だよこの看板ここに置いてったのwwww

ビックリしたわwwww

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タニマチのかた、協会のかた、日馬富士に殊勲賞あげてください!