【27節のベストイレブン】

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 J1リーグは9月23日に27節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 今節は、2得点と3点目のPKを獲得するなど全3得点に絡んだ甲府のドゥドゥをMVPに選出。圧倒的な活躍でチームの7試合ぶりの勝利に貢献し、最高点の『7.5』を獲得した。
 
 ともに勝利を飾った磐田、鹿島、仙台の3チームからはそれぞれ2名ずつ選出。磐田からは、攻守両面で輝きを放った高橋祥平と、Jリーグで24本目となるFK弾で先制点も決めた中村俊輔を選出した。鹿島からは劇的な決勝弾を挙げた植田直通と、その決勝点をアシストした永木亮太をセレクト。仙台からは、前線から圧力をかけ続け、貴重なゴールを挙げた野津田岳人と、4か月ぶりの出場ながら再三の好守でピンチを凌いだGKの関憲太郎をピックアップした。
 
 また、サイドハーフには鳥栖の田川亨介と新潟の河田篤秀を推したい。前者は開始40秒で強烈な先制点を挙げ、2点目の追加点も決めるなどピッチ上で誰よりも輝いた。後者は味方の負傷による投入だったものの、J1初ゴールを含む2得点と結果を残し、2点ビハインドからの同点劇を演出した。
 
 そのほか、2得点を挙げ、誕生日という記念すべき日に、見事に先発起用に応えてみせた柏の武富孝介。先制点を挙げるとともに、最終ラインの要として頼もしい働きを見せた広島の水本裕貴をセレクトした。
GK
21 関憲太郎(仙台) 7
負傷欠場のシュミット・ダニエルに替わってリーグ戦は6節以来の登場。相手の猛攻を、再三の好守で防ぎ、チームに勝利を呼び込んだ。 
 
DF
41 高橋祥平(磐田) 7
攻め上がった時の仕事ぶりが光った。ワンタッチパスや速いパスで、攻めのスイッチを入れチャンスを創出。2得点目はその真骨頂だった。守備でも決して後手に回らず素早い判断と読みで、前で相手の攻撃の芽を摘んだ。前の2試合で失っていた縦への推進力をチームにもたらした。
 
5 植田直通(鹿島) 7
カシマの空は植田のものだった。この試合に限らず、安定感は日増しに大きく。守備でしっかり対応した上での決勝弾、鹿島のCBとして頼もしさを感じさせた。
 
4 水本裕貴(広島) 7
CKから狙い通りの形で貴重な先制点を決め、守備でも最後の砦として頼もしい働き。勝利の立役者となった。
 
MF
6 永木亮太(鹿島) 6,5
植田の決勝点をアシスト。後半、押し込む形を作れたのは、縁の下で支える存在がいたからだった。
 
10 中村俊輔(磐田) 7
疲れをまったく感じさせないプレーで“俊輔劇場”を展開。マーカーを翻弄し、軽々とかわしてラストパスをゴール前に送り込む。30メートルのFKを直接決めた先制点は、グラウンダーのキックで相手の意表を突いた。
 
16 野津田岳人(仙台) 7
前線の一角として圧力をかけ続け、相手を翻弄。素早い出足と巧みな技術を活かし、貴重なゴールも記録。攻撃陣を牽引していた。
 
8 武富孝介(柏) 7
相手のミスを見逃さず、見事なミドルシュートで先制点を決めると、67分には伊東とのワンツーからダメ押しの3点目もゲット。誕生日という記念すべき日に、見事に先発起用に応えてみせた。
 
FW
39 河田篤秀(新潟) 7
富山の負傷による投入だったものの、J1初ゴールを含む2得点と見事に結果を出しただけでなく、チャンスメイクでもしっかりとした働きを見せた。
 
27 田川亨介(鳥栖) 7
開始約40秒に小野のロングボールに抜け出すと左足を一閃。強烈な一発を突き刺し、貴重な先制ゴールをもたらした。さらに80分には追加点をマーク。ピッチ上で誰よりも輝いていた。
 
THIS WEEK MVP
10 ドゥドゥ(甲府) 7.5
2点を決め、3点目のPKも獲得。守備面の貢献もあった。コンディションの上昇が見て取れる。
 
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。