指揮官とチームメイトからの厚い信頼を得る岡崎。スタメンの座を再び、確固たるものとしつつある。(C)SOCCER DIGEST

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 絶好調の日本代表FW、岡崎慎司に対して、同僚のサイドアタッカーが賛辞を送った。
 
 レスター・シティの公式ホームページに登場したのは、主に左サイドを根城にアグレシッブな仕掛けを繰り返す、マーク・オルブライトンだ。岡崎にとっては入団当初からのチームメイトで、2015-16シーズンに奇跡のリーグ優勝を遂げた主軸のひとりである。
 
 そんな28歳のイングランド人MFが、今シーズンの岡崎の好調ぶりについて問われ、こう答えた。
 
「シンジのゴールラッシュはこれ以上ないほどチームを助けているし、僕にとってもすごく嬉しい。彼は僕たちが欲している時、必要としている時にかならず現われる。フットボールに臨む姿勢、態度、そして献身性が本当に素晴らしい。独力で崩していけるし、チームのためにチャンスも作れる。最高のアタッカーさ」
 
 そして、こう付け加える。
 
「ストライカーがしっかり得点を決めるのがやっぱり理想だ。チームが機能している証だからね。それにしてもいまシティには、良質なフォワードが揃っているよ。僕なんかがもっともっといいボールを供給して、いろんな選手がスコアシートに名前を刻めるといいな」
 
 さらにはクレイグ・シェイクスピア監督も、岡崎について言及。同じくホームページで新加入選手のMFビセンテ・イボーラの紹介記事にコメントを寄せ、背番号20を引き合いに出した。
 
「(スペインから来た)ビセンテは最初、面を食らっただろう。イングランド特有の激しさとインテンシティーにだ。そして彼はオカザキを見ながら、レスターにおけるチームプレーとはどういうものかを感じ取っている。彼はプロの鏡であり、良き手本だからね」
 
 同僚と指揮官があらためて称えた、岡崎の献身性。常日頃からどれだけのハードワークをこなしているのかが、窺い知れる。