コウチーニョが同点弾も痛恨のドロー

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[9.26 欧州CLグループリーグ第2節 スパルタク・モスクワ1-1リバプール]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は26日、グループリーグ第2節1日目を行い、E組はリバプール(イングランド)が敵地でスパルタク・モスクワ(ロシア)戦と対戦し、1-1で引き分けた。第3節は10月17日に開催され、リバプールは敵地でマリボル(スロベニア)、スパルタク・モスクワはホームでセビージャと対戦する。

 グループEは第1節でリバプールがセビージャと2-2、スパルタク・モスクワはマリボルと1-1で引き分け、全チームがドロー発進。リバプールは開幕節で退場となったDFジョー・ゴメスが出場停止となり、代わりにDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが右SBで先発。リーグ戦3試合出場停止のMFサディオ・マネはそのセビージャ戦以来の公式戦出場となった。

 中盤で激しい潰し合いが繰り広げられる拮抗した試合の入りから、マネが緩急をつけた突破でチャンスをつくり、徐々にリバプールが攻勢を強めていく。11分、アレクサンダー・アーノルドがFWモハメド・サラーとワンツーの形でPA内に進入し、胸トラップから右足ボレーで狙ったが、シュートはゴール左へ。13分にはMFコウチーニョが鋭い縦パスを入れ、PA内に抜け出したサラーがピタリと足元に収めて前を向いたが、相手の素早いブロックに阻まれた。

 さらに前半17分、右後方からマネがDFとGKの間にクロスを入れ、FWロベルト・フィルミーノが打点の高いヘッドで合わせたが、これは好反応を見せたGKアルテム・レブロフが右手でファインセーブ。流れをつかんだリバプールが押し込んでいたが、先手を取ったのはワンチャンスを生かしたスパルタク・モスクワだった。

 前半21分にMFエムレ・カンが左サイドでボールをカットされた流れから相手に絶好のチャンスを与え、コウチーニョのファウルでFKを献上。ゴール正面約25mの位置からMFフェルナンド・ルーカス・マルチンスが右足で直接狙うと、回転のかかった強烈なシュートは壁を巻いて鮮やかにネットを揺らした。

 1点のビハインドを負ったリバプールはすぐさま反撃に出ると、前半25分、アレクサンダー・アーノルドのアーリークロスをマネが豪快なダイビングヘッドで突き刺したが、これはオフサイドの判定。それでも前半31分、マネにボールを預けたコウチーニョが一瞬のスピードでPA内に抜け出してリターンを受け、相手DFを振り切って右足でゴールを射抜いた。

 背番号10は汚名を返上するように自らゴールを奪取し、試合を振り出しに戻した。前半45分にはカウンターから絶好のチャンスを迎え、アレクサンダー・アーノルドがドリブルで長距離を運んで右のヘンダーソンにスルーパス。ヘンダーソンの折り返しにニアのマネは届かず、サラーが左足で合わせたが枠を捉えられなかった。

 1-1で折り返した後半7分、コウチーニョがゴール左約30mの位置で得たFKを右足で直接狙ったが、GKレブロフが横っ飛びでセーブ。一進一退の展開となるが、GKロリス・カリウスもファインセーブでチームを救う。同8分にはマネが守備網の間にスルーパスを通し、サラーがシュート体勢に入ったが、飛び出したGKレブロフが体をぶつけて防いだ。

 直後はプレーを続けたが、この接触で右膝を痛めたスパルタク・モスクワ主将GKレブロフは後半23分に負傷交代となり、GKアレクサンドル・セリホフがゴールマウスに入った。マネやコウチーニョが決定的な形を演出するが、フィニッシュの精度を欠き、ゴールが遠いリバプール。後半28分には最初の交代カードを切り、マネを下げてFWダニエル・スターリッジがピッチに入った。

 同点狙いか、守備を固める相手にリバプールは怒涛の猛攻をかけ、後半34分、DFアルベルト・モレノのスルーパスからアレクサンダー・アーノルドがワンタッチで左足を振り抜くが、強烈なシュートはゴール右へ。さらに、ペナルティーアーク内で相手ボールを奪ったフィルミーノが振り向きざまに右足ミドルを狙ったが、これも決めきれなかった。

 アディショナルタイムの表示は8分。後半アディショナルタイム6分にはコウチーニョの右後方からのクロスをゴール前のサラーがヘッドで叩いたが、決定的なシュートはGKセリホフが至近距離でビッグセーブ。最後まで押し込んだリバプールは決勝点を奪えないままタイムアップ。試合は1-1の引き分けに終わり、互いに2試合連続ドローとなった。


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