国連で演説する韓国の文在寅大統領は、再び、北朝鮮に対する融和政策に先祖返りしたように映る  Photo:AP/AFLO

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 9月21日、米ニューヨークで日米韓首脳会談が開かれ、北朝鮮に対し、日米韓が圧力をさらに強化することで一致した。また、国連安保理決議の完全履行を中国に働き掛けるために、連携を強めることも確認した。

 また、その後、米国のトランプ大統領は、北朝鮮を「完全に破滅させる」という文言を使い、北朝鮮を刺激した。

 今、世界が恐れているのは、朝鮮半島で戦闘が始まり、おびただしい数の犠牲者が発生することである。筆者は、北朝鮮の本心は「核ミサイルを完成させることにより、米国と対等に交渉すること」であり、決して米国と戦端を開くことではないと考えている。また、米国自身も、北朝鮮との戦闘は望んでいないと考える。

 しかし、現在の流れは、金正恩・北朝鮮労働党委員長が自国の存続を危ぶみ、自暴自棄になってあらぬ冒険に出る可能性を高めているのではないかと危惧される。現在の最悪のシナリオは、北朝鮮の冒険的行動であり、そのリスクを最小限にする慎重な対応が肝要である。

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