ベイル(11番)との連携から貴重なゴールを決めたC・ロナウド。確実にチャンスを決めきるエースたる所以を存分に発揮した。 (C) Getty Images

写真拡大

 現地時間9月26日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージH組第2節で、ドルトムントがレアル・マドリーと対戦した。
 
 ホームのドルトムントは、4-3-3システムを採用。ピエール=エメリク・オーバメヤンやマリオ・ゲッツェらが先発に名を連ねる一方で、日本代表MFの香川真司はベンチから戦況を見守った。
 
 一方、敵地に乗り込んだR・マドリーは、負傷でカリム・ベンゼマを欠いたものの、クリスチアーノ・ロナウドとガレス・ベイルを最前線に並べる4-3-1-2を採用。セルヒオ・ラモスやイスコなども顔を揃えるベストな陣容で臨んだ。
 
 試合は開始直後からドルトムントが出足の鋭いハイプレッシングを敢行し、それに対してR・マドリーは相手の最終ラインの背後を突く攻めを披露するなど、互いの攻撃意識が衝突する展開のなかで進んだ。
 
 そんな中、R・マドリーが9分にC・ロナウドがファーストチャンスを迎え、ドルトムントも14分にマキシミリアン・フィリップがカウンターから決定的なシュートを放つなど互いにチャンスを創出した。
 
 徐々にオープンな展開となる中、アウェーチームが試合を動かす。18分、ダニエル・カルバハルのアーリークロスに反応したベイルが左足でのダイレクトシュートでネットを揺らしたのだ。
 
 先手を取ったR・マドリーは、その後、ポゼッションで後塵を拝して目立った場面こそ少なかったが、要所を締めてドルトムントにチャンスを与えず、前半を1-0で折り返した。
 
 迎えた後半は、開始早々にアウェーチームが追加点を挙げる。
 
 49分、左サイドを抜け出したベイルがグラウンダーのクロスをペナルティーエリア内に供給。これをフリーで待ち受けていたC・ロナウドが難なく沈めた。
 
 突き放されたドルトムントだったが、54分に一矢報いる。左サイドのゴンサロ・カストロからの絶妙なクロスボールに飛び込んだオーバメヤンが、つま先で合わせてゴールへと流し込んだのだ。
 
 このエースストライカーの得点で一気に流れを掴んだドルトムントは、62分にカストロ、67分にオーバメヤンと連続して決定機を創出し、さらに攻勢を強めていった。
 
 そんなドルトムントの攻勢に対して慌てることなく対応したR・マドリーは、大黒柱が相手の戦意を削ぐ一撃を見舞う。79分、ルカ・モドリッチのスルーパスに抜け出したC・ロナウドが、そのままボックス内に持ち込んでニアサイドを打ち抜いたのだ。
 
 この得点で再び差を広げられたドルトムントは、逃げ切りを図るべく自陣を固めたR・マドリー守備陣を打開する術を見出せずに万事休す。結局、試合はアウェーチームが3-1で快勝した。
 
 第1節(トッテナム戦)と同スコアでCL2連敗を喫したドルトムント。グループステージ突破を達成する意味でも、10月17日(現地時間)に敵地で行なわれるアポエル戦では確実に勝点3を手にしたいところだ。香川の出場も含めて注目したい。