最高の働きを見せた photo/Getty Images

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日本代表MF香川真司擁するドイツのドルトムントが26日、チャンピオンズリーググループステージ第2節に臨み、ホームでレアル・マドリードと対戦した。

これまで1度も白い巨人に負けたことのないドルトムントにとって、この一戦は欧州における地位をさらに高めるチャンスとなるだろう。週末にはボルシアMGを6-1で粉砕し、本拠地シグナル・イドゥナ・パークでのパフォーマンスに絶対の自信を抱くドルトムントのピーター・ボス監督は香川真司をベンチスタートとし、[4-3-3]の布陣を選択。対するレアルのジネディーヌ・ジダン監督はイスコを起用した[4-4-2]のダイヤモンド型でこの一戦に臨んだ。

キックオフを迎えると、すぐさま多種多様な攻撃を展開し、猛攻を見せたのはアウェイのレアルだ。ベイルとロナウドの背後に置かれたイスコが、ドルトムント最終ラインの背後へ巧みなスルーパスを通すなどし、存在感を発揮すると、18分にはカルバハルによって右サイドから上げられた柔らかなクロスをベイルがダイレクトでボレー。完全にボールの芯をとらえたウェールズ人FWによるシュートは鮮やかにネットへ突き刺さり、レアルがスコアを1-0とする。

その後、冷静さを取り戻したドルトムントがしばらくボールを支配。24分には左サイドから上げたクロスがペナルティーエリア内でカルバハルの手に当たったように見えるも、主審はこれを吹かず。レアルは序盤にもゴール前でセルヒオ・ラモスが明らかなハンドによりシュートを阻止し、事無きを得ていた。

怒涛の攻撃サッカーが止まらない白熱の前半はそのままレアルリードで終了の笛を聞く。

後半がスタートしてわずか4分。再び白い巨人が牙を見せた。クロースの縦パスに抜け出たベイルが左サイドを駆け上がり、中央にグラウンダーのクロスを提供。この丁寧なラストパスをアシストへと昇華させたのは、長年の相棒ロナウドだ。きっちりとネットへ押し込み、ゴールを演出したベイルと満面の笑顔で抱擁を見せるも、そのわずか5分後にはカストロのクロスに合わせたオバメヤンのつま先シュートが炸裂。S・ラモスのマークを一瞬出し抜いたガボン代表FWが、“愛するクラブ”から待望のゴールを挙げた。

その後も両チーム共に攻撃の手を緩めず、見応えの展開が続くと、79分にはモドリッチのスルーパスから猛スピードで抜け出たロナウドがニアサイドを射抜く強烈なシュートを放ち、レアルが3-1と突き放す。今季はベンゼマの離脱により9番不足に悩まされる白い巨人だが、この一戦ではポルトガル代表FWが“親友ベイル”とのホットラインを活かし、確かな決定力でここ数試合のスランプを一蹴する活躍を見せている。

[メンバー]
ドルトムント:ビュルキ、ピシュチェク、パパスタトプロス、トプラク、トリアン(→ダフード 59)、サヒン(→ヴァイグル 59)、カストロ、ゲッツェ(→プリシッチ 76)、ヤルモレンコ、フィリップ、オバメヤン

レアル:ナバス、カルバハル、ヴァラン、ラモス、ナチョ、カゼミロ、クロース、モドリッチ(→セバージョス 90)、イスコ(→アセンシオ 76)、ベイル(→バスケス 85)、ロナウド

[スコア]
ドルトムント 1-3 レアル

[得点者]
ドルトムント:オバメヤン(54)
レアル:ベイル(18)、ロナウド(49、79)