マルセイユで充実の一途を辿る酒井。推定報酬がトップ15外だとすれば、費用対効果はダントツで1位だろう。(C)Getty Images

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 リーグ・アンで3連勝を飾り、好調を維持している南仏の名門マルセイユ。日本代表DF、酒井宏樹は7試合中6試合で先発を飾り、攻守両面でハイパフォーマンスを披露している。フランス国内メディアの評価はうなぎ上りで、全国紙『Le Quipe』が「リーグ全体を見渡しても屈指のサイドバック」と言えば、同じく全国紙の『Le Figaro』は「いまやマルセイユでは絶対的な存在。申し分のない働きだ」と称えている。
 
 そんなか、地元マルセイユを拠点とするサッカー専門サイト『Football Club de Marseille』が、マルセイユ選手たちの最新のサラリーを調査・集計した。クラブ情報や国内メディアの情報を総合してまとめた推定値(出場給や勝利給のボーナスは除外)。月額換算によるトップ15を掲載した。
 
 1位は大方の予想通り、チーム最大のタレントであるFWディミトリ・パイエで56万ユーロ(約7200万円、1ユーロ=約128円で換算)。2位がMFルイス・グスタボで50万ユーロ、3位がFWフリロアン・トバンで40万ユーロ。ここまでは妥当として、さらに下に目を向けていくと……15位のDFアンリ・ベディモ(16万ユーロ)で終了。なんと酒井はトップ15にさえ入っていなかった。
 
 記事の補足を確認すると、酒井の推定報酬は月額10万ユーロ(約1280万円)とのこと。FWルーカス・オカンポス(13万ユーロ)、DFジョーダン・アマビ(12万5000ユーロ)より低かった。
 
 すっかり中軸として定着している酒井だが、昨夏の入団時はそこまでの評価を得られていなかったということか。マルセイユは今夏に大々的な補強作戦を展開し、巨額の資金を投下した。報酬上位にはやはり、獲得時に好条件を提示したニューカマーがずらりと並ぶ。
 
 酒井の現行契約は2019年6月までで、今シーズン終了後には延長交渉が始まるだろう。はたしてどこまで釣り上がるか。少なくとも7位で低調な内容が続く36歳のDF、パトリス・エブラ(24万ユーロ)程度までは、待遇を改善してほしいところだ。