トルコのイスタンブールで行われた会合で演説するレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2017年9月25日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イラク北部のクルド自治政府が独立の是非を問う住民投票を実施したことを受けて、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は26日、そのような動きは周辺地域に「民族紛争」を引き起こしかねないと述べ、クルドの指導者らに対して独立を推し進めないよう警告した。

 エルドアン大統領はテレビ放送された演説で、マスード・バルザニ(Massud Barzani)議長率いる同自治政府が「この過ちをできる限り迅速に撤回しなければ、同地域を民族間および宗派間の紛争に引きずり込んだという不名誉によって歴史に刻まれることになる」と述べた。

 イラクのクルド系住民は25日、イラク政府だけでなく隣国のイランやトルコからも受けた激しい反発を押し切り、歴史的な住民投票を断行した。

 選挙管理委員会の報道官が同日夜に発表したところによると、投票率は72%で、有権者登録している458万人のうち330万人が票を投じたという。

 投票結果は24時間以内に判明する見通しで、独立賛成派が圧倒的多数に上るのは確実とみられている。
【翻訳編集】AFPBB News