2018年から、日本代表は本当にヨーロッパ勢と対戦できないのか?

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11月の代表ウィークで、強豪チームとの対戦が噂されている日本代表。

報道によれば欧州遠征を行うとのことで、その対戦相手にはFIFAランキング5位のベルギー代表が候補として挙がっているという。

日本にとって欧州のチームと対戦する機会は限られており、ここ最近で実現したフランス戦やオランダ戦は大きな注目を集めた。

しかし2018年のワールドカップ終了後、そうした状況は少し変わることになりそうだ。

その理由は、同年からスタートする新たなコンペティション「UEFAネイションズリーグ」にある。

2014年3月に承認されたこの大会。

代表戦の価値向上を目的に、これまで欧州選手権やW杯の予選が行われなかった時期にリーグ戦を行うことで、欧州選手権とは異なる「欧州王者」を決定する(詳細は過去記事から)。

このほどUEFAは、その細かなスケジュールについて発表した。

こちらが、2018年から2020年までに組み込まれている具体的なビジュアルイメージだ。

UEFAネイションズリーグはグループステージが2018年10月、11月、12月に、準決勝と決勝が2019年6月にそれぞれ開催に。

また、UEFAではEURO2020に向けた予選も2019年3月、6月、9月、10月、11月に行われ、その後2020年3月にはプレーオフが行われる。

つまり、2018年ワールドカップの終了後からEURO2020までの間、UEFAに所属する代表チームは基本的に他の連盟に所属するチームと対戦することができなくなるのだ。

これを受け、「2018年以降、日本代表が欧州リーグと対戦することはない」と伝えるメディアもあったが、厳密に言うとそうではない。

UEFAネイションズリーグには55チームが参加するため、各節で1チームが余ることとなる。また、2020年3月に予定されているEURO2020に向けたプレーオフには一部のチームしか参加しない。

そのため、UEFAネイションズリーグがスタートしても、日本サッカー協会のマッチメイク次第では、欧州勢との対戦は可能ということになる。

しかし、もちろんこの大会によって欧州チームとの対戦のチャンスが減ってしまったのも事実である。また、今回発表されたスケジューリングは2020年までのもので、2021年以降はレギュレーションが再び変更になる可能性も残されている。

2022年ワールドカップに向けた強化という面を考えれば、2019年に行われるアジアカップで優勝し、2021年コンフェデレーションズカップの出場権を確保しておきたいところである。