坂東元氏(左から2人目)に新竹市立動物園の再生計画を説明する林智堅市長(右から3人目)=新竹市政府提供

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(新竹 26日 中央社)北部・新竹市政府は新竹市立動物園の再生計画を推進しようと、旭川動物園(北海道旭川市)の坂東元園長を顧問として招いた。坂東園長は25日、市政府で林智堅市長と面会し、新竹市立動物園が進める計画に理解を深めるとともに、廃園の危機にあった旭川動物園を人気観光地に押し上げた経験を紹介した。

新竹市立動物園は日本統治時代の1936年に開園。開園当時の住所に位置する動物園としては台湾最古となる。だが、近年では老朽化が進み、かつての賑わいが失われつつあった。林市長は動物園を救おうと、市議時代から園の復興運動に取り組み、2014年の市長就任以降は積極的に再生計画を進めている。同園はリニューアル工事のために今年5月に休園。来年7、8月に再開園する見通し。

坂東園長は、旭川動物園の改造時に第一目標としていたのは「動物に最高の生息環境を与えること」だと紹介。最終的に日本全国のみならず海外からの観光客も来園するとは当初は思いも寄らなかったと振り返った。

坂東園長はこの日、新竹市立動物園にも初めて足を運んだ。どのようにすれば動物たちにより快適に、楽しく過ごしてもらえるかを一緒に考えたいと語り、「新竹市立動物園の動物を手助けできさえすれば、それは素晴らしいこと」だと強調した。

林市長は、坂東園長の顧問就任によって再生計画により多くの国際的な経験を取り入れられればと期待を寄せた。

新竹市立動物園は昨年10月には恩賜上野動物園(東京都)と友好交流協定を結んでいる。

(魯鋼俊/編集:名切千絵)