中国・河南省の鄭州市にある河南建業のホームスタジアムで、勝利祈願を行う道士たち(2017年9月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中国サッカーリーグの1部、スーパーリーグに所属する河南建業(Henan Jianye)のファンが道教の道士をグラウンドに招き、3か月以上勝ち星のないチームの勝利祈願を行ったことをめぐり、中国サッカー協会(CFA)が神ではなくゴールによって救いを得るようチームに忠告した。

 河南建業のファンらに招かれた道士15人は24日、対山東魯能(Shandong Luneng)戦の前にグラウンド上で必勝祈願を行ったという。試合は2対1で河南建業が待望の勝ち星を手に入れたものの、CFAはこの事態をめぐって調査を進めている。

 上海(Shanghai)を拠点とするニュースメディア「澎湃新聞(The Paper)」が掲載した写真には、試合前のグラウンドに黄色の布で覆われた台を置いて儀式を執り行う様子が捉えられていた。また台の後方にはお香やのぼりが供えられ、のぼりには「チームの勝利は神の意思」と書かれていた。

 一方でチーム側に対して説明を求めているというCFAは声明で、「サッカーのグラウンドは宗教的な場ではない。このような行為を公共の競技場ですることは不適切で、プロサッカーのイメージとも合致しない」と指摘した。

 またCFA は「ピッチの外にいる神の助けを求めるのではなく、チームは自らの努力とピッチ上での戦いを通して勝利をつかみ取るべきだ」と忠告した。
【翻訳編集】AFPBB News