就活セクハラ?…女子学生が大企業男子から送られた「カラダ目当てLINE」2つ

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就職率は高めであるものの、自分の希望する企業に内定を貰うのはやはり難しい。余裕をかましているうちに「内定が取れなかった……」と嘆く人も多い。就活生はとても難しい立場にあります。そんな女子就活生に対して、弱みに付け込む輩もいるとか……。今回は、就活女子大生に届いた大企業男子からのセクハラLINEをご紹介します。

文・塚田牧夫

「業界の人ならみんな持ってる本をあげる」

「私はどうしても広告業界に就職したかったので、広告系に就職した1個上の先輩にお願いして、採用に携わっているという人を紹介してもらいました。

私の初歩的な質問にも丁寧に答えてくれて、とても親切なんですが、毎回直接会わないと話を聞いてくれないんです。

電話やメールでも済むようなことでも、直接話したほうが伝わると言って。そのうち、就活に関係ない飲みの席にも呼ばれるようになりました。

あるとき“業界の人ならみんな持ってる本をあげる”というLINEが来ました。私は“郵送じゃダメですか?”と送ったら、会って渡したいと。

紹介してくれた先輩の手前もあったのですが、ちょっと行き過ぎていると思い“セクハラじゃないですか?”に近い文面を思い切って送ってみました。

そうしたら“うちそういうの揉み消せるから”と開き直る始末。頭にきて、連絡を絶ちました」アヤメ(仮名)/23歳

「君を試したんだ」

「就職説明会で、何度か顔を合わせた人がいて友だちになったんです。その人に、私が希望している会社を伝えたら、ある男性を紹介してくれました。

その人は採用担当者で、面接官もしているという人でした。まずはLINEだけ交換して、やり取りするようになりました。

最初のうちは必要事項や心構えなんかを教えてくれていたんですが、ちょいちょい“恋人はいるの?”とか“合コンとかするの?”とか、関係ない質問も挟んでくるんです。

それがだんだんエスカレートしてきて“今度食事に行かない?”と、誘うような内容に変わってきました。

はぐらかしてはいたんですが、“この日空いてる?”と、どんどん具体的に責めてくるんです。

私はさすがに“申し訳ありません”とお断りしました。すると、“君を試していたんだ”と返事が来ました。

『圧迫面接』というのがあるというのは知っていました。それは、面接の際に、面接官がわざと否定的な態度を取ったり、意地悪な質問をしたりすること。その人は、圧迫面接に対応できるかどうかを試してたと言うんです。

ホントかよ……と思いましたけど。まあ、少しは有益な情報が聞けたから良しとしました」ミカコ(仮名)/24歳

就活女子大生に届いた大企業男子からのセクハラLINEをご紹介しました。

どの世界にも、弱みに付け込む輩はいるようです。そういった行為に流されないよう、明確な意思を持って対応して欲しいですね。就活応援しています!

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※2017年9月26日作成