2試合連続弾で存在感を発揮した岡崎(左)と中島(左)。ともに好調を維持しており、3戦連発に期待が高まる。(C)Getty Images

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 ヨーロッパの主要リーグでプレーする日本人選手の採点を、ウェブサイト『WhoScored.com』のレーティングを基にまとめて紹介する。(10点満点で新聞や放送メディアなどの点数より全体的に高め)。
 
 9月19日のリーグカップに続いて、2試合連続でリバプールからゴールを奪ったレスターの岡崎慎司は6.79点。タッチ数が先発11人で最も少ない29回となかなかボールに絡めなかったこともあってか、得点を挙げた割にはやや低めの評価だった。
 
 好調マンチェスター・ユナイテッドと対戦したサウサンプトンの吉田麻也は、開幕からゴールを量産している強力攻撃陣を1点に抑えたものの、0-1で惜敗。今シーズン自己最低の6.28点に留まった。
 
 エイバルの乾貴士は、早々に2点のリードを許したこともあり、前半37分で屈辱の途中交代。チームもセルタに0-4と大敗し、当然ながら5.71点と厳しい評価となった。
 
 ブンデス組も軒並み点数は高くなかった。最高点は、マインツの武藤嘉紀で6.64点。ヘルタ・ベルリン戦で54分に決勝点となるPKを獲得したものの、前線で孤立する場面が目立ち、及第点止まりだった。一方、ヘルタ・ベルリンの原口元気は出番なしに終わっている。
 
 レバークーゼン戦でブンデスデビューを飾ったのが、ハンブルクのMF伊藤達哉だ。82分からピッチに立ち、中盤の左サイドでプレー。わずか10分ほどの出場時間でインパクトは残せず、レーティングは5.90点だった。今後の活躍に期待したい。
 
 チームメイトの酒井高徳は、今シーズン初めての先発フル出場。チームが0-3の完敗を喫したこともあり、6.45点と平凡な点数だった。
 
 一方、相変わらず好調を維持しているのが、マルセイユの酒井宏樹だ。トゥールーズ戦で右SBとしてスタメン出場を果たすと、守備では堅い守りで敵の左サイドを完全に封じ込め、攻撃では右ウイングのフロリアン・トバンとの息の合った連携から、度々チャンスを演出した。
 
 採点は7.66で、前節に続き7点台をマーク。同サイトが選ぶリーグ・アンのベスト11にも選ばれている。
 オランダ組の活躍も光った。ウィレム兇箸離▲ΕА璽押璽爐卜廚鵑瀬悄璽譽鵐侫А璽鵑両林祐希は、59分に得意の左足で強烈ミドルを叩き込み、勝ち越しゴールをゲット。7.62点の高評価を受けた。リーグで唯一無敗を維持し、4連勝で2位に浮上したチームの原動力のひとりとなっている。
 
 9月21日のKNVBカップ1回戦で、移籍後公式戦初ゴールを挙げたフローニンヘンの堂安律は、その活躍が評価されて開幕戦以来の出場を先発で飾った。51分に左サイドからのクロスに左足でシュート。そのこぼれ球をウサマ・イドリッシがヘッドで押し込み、結局これが決勝点となった。同サイトでは、これを堂安のアシストと見なし、7.16の高評価を与えている。
 
 最後にお伝えするのは、ポルトガルで躍動するポルティモネンセの中島翔哉だ。6戦6勝で首位を走る強豪ポルトに5-2で大敗したものの、36分に見事な切り返しで相手DFをかわし、右足のアウトサイドで鮮やかなゴールを奪取。6試合でわずか1失点だった名手イケル・カシージャスの牙城を破ったこの1点が評価され、チームで2番目の7.31点がついている。ここ2戦で3発と、注目は増すばかりだ。
 
採点は下記の通り。※[ ]内は今シーズンの平均採点
 
プレミアリーグ
岡崎慎司(レスター)6.79[6.72]
吉田麻也(サウサンプトン)6.28[6.96]
 
リーガ・エスパニョーラ
乾貴士(エイバル)5.71[6.38]
柴崎岳(ヘタフェ)出場なし[6.65]
 
セリエA
長友佑都(インテル)出場なし[6.75]
 
ブンデスリーガ
武藤嘉紀(マインツ)6.64[6.83]
長谷部誠(フランクフルト)6.58[6.82]
鎌田大地(フランクフルト)6.50[6.33]
酒井高徳(ハンブルク)6.45[6.14]
香川真司(ドルトムント)6.18[6.51]
大迫勇也(ケルン)6.09[6.13]
浅野拓磨(シュツットガルト)6.00[6.34]
伊藤達哉(ハンブルク)5.90[5.90]
原口元気(ヘルタ・ベルリン)出場なし[6.07]
 
リーグ・アン
酒井宏樹(マルセイユ)7.66[6.89]
川島永嗣(メス)出場なし[6.56]
 
エールディビジ
小林祐希(ヘーレンフェーン)7.62[6.91]
堂安律(フローニンヘン)7.16[6.95]
 
リーガNOS
中島翔哉(ポルティモネンセ) 7.31[7.76]