侍U-18代表でも活躍した清宮幸太郎【写真:Getty Images】

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22日の記者会見でプロ志望を表明、清宮は高校通算111本塁打&安田は65本塁打

 日本高野連は26日、「プロ野球志望届」提出者一覧を更新し、早実(東京)の清宮幸太郎内野手が公示された。

 史上最多とされる高校通算111本塁打を放ってきたスラッガーは、22日に記者会見を行い、プロ志望を表明。その中で「早実3年間で次の大きな夢へ挑戦するべきという確信に至った。プロの世界の厳しさは十分理解している。より高いレベルに身を置き、鍛錬、努力し、目の前の目標を一つ一つクリアしていきたい」と話していた。

 10月26日のドラフト会議では、複数球団が競合することは必至。1989年の野茂英雄、90年の小池秀郎の最多8球団を上回るか、注目が集まる。また、早実から直接プロ入りした選手は過去に王貞治、荒木大輔らがいるが、直近では1983年の板倉賢司(大洋)、上福元勤(巨人)以来で、清宮のプロ入りが決まれば34年ぶりとなる。

 清宮は早実で1年の春からレギュラーを務め、1年夏、3年春に甲子園出場。1年夏は4強入りした。今年9月のU-18野球ワールドカップでは高校日本代表の主将を務めるなど、世代を牽引。22日にプロ入りを表明するまで、進路が注目されていた。

 また、高校通算65本塁打の履正社(大阪)・安田尚憲内野手も公示。安田も22日に記者会見を開き、プロ志望届を提出することを表明していた。(Full-Count編集部)