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メディプラス研究所はこのほど、「職業別ストレスオフランキング」の結果を明らかにした。同調査は2〜3月、全国の20〜69歳の男性7万人を対象にインターネットで実施したもの。

同調査は、厚生労働省の「ストレスチェック制度」(B項目)より、健康状態についての設問を行い、「点数化マニュアル」に基づいて回答者個人の合計点を算出した。高ストレス77点以上と低ストレス39点以下の全職業平均と各職業の含有率(%)を算出し、全職業平均を100としたときの各職業との比較を%で指数化している。

低ストレス(39点以下)- 高ストレス(77点以上)でストレスオフ指数を算出し、低ストレスが多い順にランキング化したところ、最も低ストレス者の割合が高い職業は「コンサルタント」(ストレスオフ指数127.8)だった。以下「会社役員」(同99.7)、「獣医師」(同97.1)、「高校教師」(同89.5)と続いている。

低ストレス者の割合が高い職業はコンサルタントや会社役員など、責任は重いが自分の裁量で仕事を進めやすい職業や、農業や研究者など、他の人と関わる時間が少なく、仕事に没頭する時間が長い職業が多い傾向にあることがわかった。

一方、高ストレス者の割合が多い職業の1位は「キャバクラ店員」(ストレスオフ指数 -231.8)、次いで「保育士」(同 -200.6)、「化粧品販売」(同 -194.1

)、「記者」(同 -146.2)、「梱包」(同 -128.6)だった。接客業のほか、オペレーターやPS作業員など、長時間パソコンの画面を見る仕事がトップ10に入っている。

次に男性412人(高ストレス・低ストレス者各206人)を対象に「働き方・休み方の意識」を調査した。「時間の使い方」を尋ねたところ、高ストレス・低ストレス者ともに「会議は、時間を短く行うべき」「仕事は効率良く進めたい」「仕事に我慢はつきものだと思う」「有給休暇が取りやすい環境がよい」が上位に並んだ。

低ストレス者と高ストレス者で異なる項目は、低ストレス者は職場での存在感、仕事やプライベートの充実感が高く、高ストレス者は「自分を偽って仕事をしている」「働くのが嫌」という内容が上位となった。低ストレス者は「産休・育休制度を活用したい」という項目の割合が高いが「休むことに罪悪感がある」という人が多かった。

また、高ストレス者はテレビ、ネットをダラダラと見てしまうことや、集中力が落ちてきても続けてしまうという項目が高いなど、「なんとなく」過ぎる時間が多い結果となった。さらに「他人に頼むのが苦手」「頼まれごとを締切のギリギリまでやらない」など、自分自身で忙しくしてしまう傾向があることがわかった。

低ストレス者は「帰る時間を決めている」「一日の中に休息を計画的に取り入れている」「予定を詰め込まない」など、自分で使う時間をコントロールしている傾向があった。

低ストレス者と高ストレス者の行動を比較したところ、低ストレス者は「家族と過ごす」「旅行に行く」「ウォーキングをする」など、副交感神経優位で、ストレスのバランスをとる物質であるオキシトシン・セロトニン(通称:愛情ホルモン)の活性項目が高い行動をしている傾向が高いことがわかった。

一方、高ストレス者は、「家でお酒を飲む」「異性と食事や外出をする」「マッサージに行く」など、一時的な刺激によるストレス解消方法や異性とのコミュニケーション、リラックスを求める傾向となっている。

年収について尋ねたところ、低ストレス者・高ストレス者とも、「201〜400万円」「401〜600万円」が多かった。高ストレス者より低ストレス者の割合が高くなった年収は「601万円〜800万円」だった(「801〜800万円」(2.9ポイント差)、「1001〜1200万円」(1.7ポイント差)、「601〜800万円」(1.2ポイント差))。