米テネシー州ナッシュビルで開かれた全米ライフル協会の年次総会で展示された半自動式拳銃(2015年4月10日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米連邦捜査局(FBI)は25日、大都市における2016年の凶悪犯罪件数が前年比で約15%増加したと明らかにした。ギャングの犯罪などにより、殺人事件も増加傾向にあるという。

 FBIが毎年発表している「FBI犯罪統計(Crime in the United States)」によると、昨年発生した凶悪犯罪は124万8185件で、2015年よりも4.1%増加。

 殺人は8.6%増で、その多くで銃器が使用されていた。加重暴行と強姦(ごうかん)がそれぞれ5.1%増と4.9%増、強盗が1.2%増だった。

 さらに全米30の大都市に対象を絞ると、殺人事件の件数は14.8%も増加していた。

 ブレナン公正センター(Brennan Center for Justice)によると、増加した殺人事件の件数のうち20%以上は、全人口の1%に満たないシカゴ(Chicago)で発生していた。

 ただ、依然として犯罪件数はピークだった1990年代を大きく下回っており、ブレナン公正センターによると「一部の大都市での問題が、殺人や暴力による犯罪の増加の一因になっているが、犯罪件数全体はいまだ歴史的な低水準にある」と述べている。
【翻訳編集】AFPBB News