26日、中国メディアの上観新聞は、中国で拘束される日本のスパイが増え続けている理由について分析する記事を掲載した。資料写真。

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2017年9月26日、中国メディアの上観新聞は、中国で拘束される日本のスパイが増え続けている理由について分析する記事を掲載した。

中国の検察当局は今月18日、中国に対するスパイ活動に従事した疑いで拘束された日本人男性について、逮捕する判断を下した。日本メディアによると、2015年以降、スパイ行為に関与したなどとして少なくとも12人の日本人が拘束されている。

記事は、日本のスパイが増え続けている理由について、まず中国で14年に反スパイ法が施行されたことを挙げている。中国が取り締まりを強化したことで、中国の情報を入手することが困難になり、逆に中国に対する情報活動が頻繁に行われるようになったと指摘する。

もう一つの理由が、近年の日中関係の動向だ。記事によると、日中関係はこれまで、浮き沈みがあったものの通常は1〜2年で回復していた。だが近年は関係が底をついており、日本で中国に対する警戒心が強まっているという。

さらにもう一つの理由として、「日本が中国との戦争に備えて準備してきたことは公然の秘密だ」と記事は指摘。日本は海外で情報活動をする英国の秘密情報機関「MI6」を念頭に置いた対外情報機関の創設を検討している、と伝えられている。

記事は、こうしたいくつかの理由により、中国で活動する日本のスパイが増えていると論じている。(翻訳・編集/柳川)