アレクサンダー・ズベレフ、ロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】

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レーバー・カップでチームメート…試合中のレジェンドのアドバイスが世界で注目

 男子テニスの「レーバー・カップ」は、世界ランキング1位のラファエル・ナダル(スペイン)と同2位のロジャー・フェデラー(スイス)が夢のダブルス結成を果たすなど世界で話題を呼び、幕を閉じた。レジェンド2人とチームメートとしてプレーした20歳の新鋭は、フェデラーの“コーチング能力”にも感銘を受けたようだ。英紙「メトロ」が報じている。

 欧州出身者と、その他の大陸出身者のトッププレーヤーが「欧州選抜VS世界選抜」の対抗戦で相まみえた今大会では、フェデラー、ナダルの活躍もあり、欧州選抜が第1回大会を制覇した。

 その中で貴重な経験を積んだのが、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)だ。初日のデニス・シャポバロフ(カナダ)とのシングルス戦で勝利するなど、今年の躍進を象徴するかのようなプレーを見せた。

 なかでも、世界の注目を集めたシーンがある。シャポバロフ戦の途中、ベンチで休憩を取っていると、フェデラーが直接声をかけ、アドバイスしたようだ。テニス界のレジェンドとスター候補の競演について、ズベレフは以下のようなコメントを口にしている。

「もし、彼がコーチになりたいという気持ちを持っているなら…」

「もし、彼がコーチになりたいとう気持ちを持っているなら、ツアーに参加しているほとんどの選手が彼に対して『ノー』なんて言わないだろうし、彼のことを大歓迎するだろうね」

 現在、イワン・レンドル、アンドレ・アガシ、そして、錦織圭(日清食品)を担当するマイケル・チャンと、かつての名選手がコーチとして実績を残しているテニス界。将来的にフェデラーがその一員となれば、未来を嘱望されるプレーヤー誰もが指導を受けたいだろうとズベレフは予測している。

「フェデラーが選手としてのキャリアを終えた後、コーチになるかどうかは分からないけどね」ともズベレフは付け加えている。

 今大会はナダルとコンビを組み、試合中に前衛で空振りした際の動画をツイッターに投稿し、「(後衛の)ナダルを試したんだ」とユーモアあふれるコメントでも話題を呼んだ36歳。第一線を走る若手が感銘を受けるほどのレジェンドが、今後もテニス界に大きな影響力を及ぼすことは間違いないだろう。