ゲストハウスができたなら体重計を置きましょう。健康管理はもちろんですが、フライトで超過料金を払わないためには、荷物の重量を知ることが大事。事前に備えておけば、当日にあたふたする事はありません。kgだけでなくg単位で計測可能な電子ばかりも常備します。郵便局でいらない荷物を送るときにはあった方が便利です。旅先でありながら、自宅のように何でもできるような宿を理想としています。

こんにちは、自転車で世界一周をした周藤卓也@チャリダーマンは34歳になりましたが、これだけ生きたというのに何も分かりはしません。だから、死ぬときだってきっと何も分かってないでしょう。それなのに、私は死ぬのです。そうなると、好きなことを仕事にできたら最高でして、最終的にはゲストハウスを作りたいという結論に落ち着きます。

◆ゲストハウスという夢

「旅を終えたら出版」と意気込んでいたのですが、なかなか機会に恵まれません。だったら、文章を書くべきなんでしょうけど、才能がないのを自覚している私は、思うように言葉がでてきません。まったく何もしなかったわけではないですが、「頑張った」というアリバイづくりにしかならず、さてこれからどうしようかと悩んでばかりいます。働くにしても経歴が真っ白なんですよね。テヘ。

旅は最高でした。



ただ、最終的にはゲストハウスを作りたいと思っています。自分が苦労してきたからこそ、旅人の役に立ちたいというのが一番の理由。思う存分に旅を楽しんだからこそ、私にしかできない宿を作ることができるはずです。ゲストハウスの経営に終わりが見えないのにも惹かれます。ああでもないこうでもないと頭を働かせながら一生楽しめそう。取り留めのない私にはぴったしかもしれません。

このような汚れた旅人がやってきては綺麗になって出ていく場所を作りたい。



◆チャリダーのオアシスを作りたい

日本、世界を走るチャリダーのためには自転車のメンテナンスができる環境を充実させたいところ。

旅では、パンク修理やブレーキ調整は何とかできるように工具を揃えていました。一方でハブのグリスアップやチェーンリング、カセットスプロケットの交換といった特別な作業に必要な特殊工具は持ち歩いていません。ハブを開けるハブスパナや、スプロケを固定するモンキーレンチといった工具は使用頻度が極端に少ないので、自転車屋さんに行くか、人に借りたりしていました。こうした経験があるからこそ、私が作る宿にはありとあらゆる自転車の工具を揃えておきます。「あそこにさえたどり着けば、自転車が完全復活できる」というチャリダーのオアシスを作るのです。ホイールが歪むようならば、それこそ振れ取り台を用意するので、くるくると回して気が済むまで調整してください。自転車をどこに置くか分からないのでヨーロッパのホステルですら宿泊は心配でした。私がやるからには、それこそ安全な自転車の保管場所を用意します。

チェーン交換は自前でやっていました。



ハブに違和感があったので、自転車屋さんに持ち込み。ハブスパナは持っていませんでした。



荷物の受取のために、宿の住所を使えるようにしましょう。旅人には住所がありません。実家には迷惑をかけましたが、私も何度か海外に荷物を送ってもらいました。宿で荷物の受取ができたら、チャリダーは予め自転車のパーツを用意できます。宿に到着したときに、荷物がすでに届いていたら、すぐに自転車の改造に取り掛かれます。工具もあります。チャリダーにとっては、夢の様な場所になるはずです。

コロンビアでは局留めで荷物を受け取ったのですが、無事に届くか気が気ではなかったです。



◆旅を進めるために立ち止まれる場所

旅を続けていると、自転車にしろ道具にしろ不具合が蓄積してきます。そんなとき、私は1つの場所に7日〜10日は「沈没」していました。新しい衣服を手に入れたり、くたびれた道具を修理したりして、積もったダメージを少しずつ回復させます。画像データのバックアップや、要らない荷物を日本に送るのもこのとき。旅は進んでないと不安になるけれど、立ち止まることもときには必要でした。そんなときに、落ち着いて作業ができる空間を作りたいと思っております。チャリダーだけではなく、バックパッカーももちろん歓迎します。

アフリカ突入前にはスペインのセビージャで買い出しをしました。



フランスのパリで荷物を送ったり。



旅ではバッグを縫うことだってありました。そのために宿には太い針を置いておきます。手紙を書きたくなることもあるでしょう。そのために宿には封筒も便箋も切手も糊も用意します。インターネットで予約した航空券だって、宿でプリントアウトできるのは当たり前。いっそのことコンビニにあるようなコピー機を置いて、何でもコピーできるようにするのも面白そう。アイデアは山のように浮かんできます。ボロボロになった旅人が、新たな気持ちで旅立てるような場所を作り上げます。

旅人に必要な裁縫スキル。



朝食付きもいいかも。



このような旅人の空間にも憧れます。今はなき南米最南端ウシュアイアの上野山荘でした。



◆遊びに来てください

ゲストハウスの夢はここまで膨らんでいますが、ここから先の見通しは立ちません。お金は旅で使い果たしました。また、お金を作ることからスタートです。もしかしたら、結婚できるかもしれないし、そうしたら家族のことだって考えないといけません。実現可能かすら不明。でも、ゲストハウスを作ることを考えるとワクワクが止まらなくなります。人生が楽しくなるには違いないので、ゲストハウスを作るという夢だけは掲げておきます。

マレーシアの安宿。



カンボジアで民泊。



メキシコの安宿。



イギリスのホステル。3段ベッド5つの15人部屋でした。



スリランカの安宿。



泊まった安宿は数知れず。

ゲストハウスを作るなら、地元の福岡だと思っております。いつになるか分かりませんが、もし夢が叶いましたら、遊びに来てください。

(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン

自転車世界一周取材中 http://shuutak.com

Twitter @shuutak

Facebookページ https://www.facebook.com/chariderman/

DMM講演依頼 https://kouenirai.dmm.com/speaker/takuya-shuto/)

チャリダーマンは人生を駆けた自転車世界一周を一冊の本にするという夢があります。興味を持っていただける出版社、編集者の方いましたら、ご連絡いただけると幸いです。