外資金融男はケチ?ほぼワリカンなのに「おごる」とドヤ顔

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【ちょっとおかしな高収入男たち その2:超高収入の“実質ワリカン”男】

 恋愛&婚活研究家をしているひろんです。

 私は、「女の人生は結婚相手で激変する」といっても過言ではないと思っています。

 女性なら誰しもが「玉の輿に乗りたい」と、一度ぐらい夢見たことがあるのではないでしょうか。ちなみに、私は大いにあります(笑)。

 しかしながら、私が出会ってきた年収5,000万円以上の男たちは実に“変人”ばかり。その中からおもしろエピソードをご紹介したいと思います。

◆お金持ちほどケチ!?年収5,000万円超えなのに…

【スペック】
B男(41歳)
外資系証券会社 トレーダー
年収5,000万円

「結婚しても、今の独り暮らし分の家賃ぐらいは生活費として出してもらいたいよね」

 そう語るのは外資系証券会社勤務のトレーダーB男。

 実はB男は私の元職場の同僚です。ある日、帰りがけに飲みに誘われて気軽に出かけてみたら……。

「忘れ物をしたから、ちょっと待ってて!」と、かなり待たされた彼の忘れ物はドリンク1杯無料のクーポン券。のっけから嫌な予感がしましたが、あえなくその嫌な予感は的中するのでした。

 お会計の伝票が届けられたとき、悲劇は起こりました。

「あれ? 一番高いドリンクを無料にしてよ!」

 お店の伝票では1杯目のドリンクを無料にしてくれていましたが、それでは不服の模様。それよりも20円ほど高い3杯目を無料にするよう要求していました。

 店員さんが伝表を打ち直しに行っている間、彼の持論を展開されました。

 B男の尊敬する人物はかの世界的な投資家ウォーレン・バフェット。ウォーレン・バフェットは世界的な資産家ですが、ドケチな倹約家で有名な人です。誰もが気づかずスルーする床に落ちていた1セントコインを拾って「次の10億ドルへの第一歩だ」と語ったのは有名な話。

 つまり、ドリンク代20円をケチるのは当然とばかりのドヤ顔を決め込んできました。

「あぁ、恥ずかしい……(私の心の声)」

 戻ってきた伝票を見て彼が言いました。

「じゃあ、2000円でいいよ! あとは奢る!」とまたもやドヤ顔。

 ちなみに、お会計の合計額は4500円ほどです。細かいことをいえば、飲んでいる量も食べている量も彼の方が多かったので、こちらとしては奢ってもらった感ゼロ。

 B男はとても優秀なトレーダーです。「1円でも安く買って、1円でも高く売ること」がトレーダーの性分。だからと言って、プライベートにまでドケチっぷりを発揮するのはいかがなものでしょうか。

◆外資金融系の男は倹約家が多い?

 外資金融において優秀な人というのは案外地味な人が多いものです。一般的なサラリーマンに比べて、桁外れに高額な給与を稼ぐ彼らですから、財力にモノを言わせればいくらでも派手な振る舞いが可能なはずです。だけど、賢い人ほど地味。

 外資金融では定年まで働いて会社に骨を埋めるといった類の働き方がなかなかできません。熾烈(しれつ)な出世競争を勝ち抜き、パートナー(役員)にまで上り詰められる人はほんの一握り。その他の大多数の外銀マンは45歳ぐらいでアーリーリタイヤを余儀なくされるか、他の会社(給与は激減)に転職していくケースが散見されます。要するに、超がつくほど不安定。

 業務成績が芳しくなければ、ある日突然“Warning Letter”という名の警告文が届きます。噛み砕いて言うなら、「あなたがこのままイケてない仕事を続けるのなら、我が社は解雇も辞さない厳しい処分を下しますよ!」という恐怖のお手紙。

 日頃からそのような厳しい局面を目の当たりにしているので、明日は我が身と多大なるプレッシャーと戦いながら仕事をしています。

 だからこそ、高額所得に甘んじず倹約に励むし、結婚相手にも自立を求めます。万が一リストラの憂き目に遭ったとしても、夫婦共倒れにならないように……。特に最近の若手社員ほどその傾向は顕著です。

 だからと言って、デートでドケチっぷりを発揮されるとロマンチックの欠片もありません……。

 お金持ちと結婚したからといって、豪華絢爛な生活ができるとは限りません。そもそも桁外れな報酬を稼ぐには、相応のリスクが伴うものです。お金持ちとの結婚を夢見るよりも、自分で稼いだ方がてっとり早いのでは? と、 B男に現実を突きつけれた筆者なのでした

<TEXT/ひろん>

【ひろん プロフィール】
恋愛・婚活研究家&ファイナンシャルプランナー。著書に『崖っぷち女子が年収1000万円超の男性と結婚する方法』(三笠書房)、『女は「いい女」になろうと迷走するけど、やっぱり男は「いいかげんな女」を選ぶんです。』(大和出版)がある。★ブログ「ひろんの婚活&恋愛必勝法」