季節の変わり目は体調を崩しがち。それと同じように肌の不調を感じる人も多いのです。敏感肌専門ブランド「DECENCIA(ディセンシア)」が行なった調査によると、30〜40代の女性480人のうち、66%が夏から秋になる季節の変わり目に、肌の不調を感じていることが分かりました。

夏から秋にかけての気温変化は、体はもちろんお肌にも影響を感じることが……。

あなたも“秋のゆらぎ肌”かも!? 今すぐチェック
ゆらぎ肌診断チェックリスト

□ 乾燥する
□ 痒みがある
□ 赤みがある
□ ニキビ・吹き出物ができる
□ 毛穴が目立つ
□ ゴワつく
□ くすむ
□ ピリピリする
□ スキンケア品の浸透が悪い

同調査において、肌の不調を実感している女性317名に、その症状について質問したところ、最も多い症状として「乾燥」が挙げられました。
その他、痒みや赤みであったりスキンケア品の浸透が悪いなど、さまざまな症状を実感しているようです。
上記のチェックリストのどれかひとつでも当てはまった場合、あなたもゆらぎ肌に傾いている可能性が……!

肌の不調として最も多いのは、気温・湿度低下による「乾燥」!

夏から秋になる季節の変わり目に起こるゆらぎ肌。その原因は、夏の紫外線などでバリア機能が低下している肌が、9月から10月にかけての気温・湿度の低下や、秋に発生する花粉・チリやほこり等の外部刺激に反応してしまうため。
そのゆらぎ状態が悪化すると、バリア機能の修復ができず、敏感肌状態になってしまうこともあるのです。

出典:気象庁データ 2013年〜2016年の数値を元に平均値を算出

多くの女性を悩ませている秋のゆらぎ肌問題ですが、肌の不調を実感している317名の内、スキンケア品を変えると回答したのはわずか30%程度。残りの約7割りの人は、夏に使用していたものをそのまま使用していることが分かりました。

さらに、全体の中で2人に1人が普段からクリームを使用していないという結果も出ています。ゆらぎ肌の症状がありながらも、同じスキンケア品を使い続けたり、通年でクリームでの保湿をしていない女性が多いようですね。
しかし、バリア機能が低下しゆらいでいる状態の肌は、いつも使用しているスキンケア品でも刺激になってしまったり、せっかく化粧水で取り込んだ水分も蒸散してしまうことで、乾燥が進行してしまうのです。

保湿ケア、きちんとできていますか?

秋の訪れを感じたら、早急に夏のダメージを修復し、バリア機能を立て直すのと同時に、乾燥がすすむ冬に向けての対策を始めましょう!

さっそく今日から! 今すぐできるバリア機能の立て直しケア

最後に、秋の肌ゆらぎへの対策をご紹介します。バリア機能を立て直すケアと自律神経を活性化する生活、ぜひ取り入れてみてください!

【スキンケア編】
1:バリア機能の低下した肌を保護
バリア機能が低下している肌をクリームの油分で保護・外部刺激をブロックすることが大切。手で優しく包みこむようになじませ浸透感をアップさせましょう。

2:スキンケアの切替はクリームから
今使っているスキンケアに刺激を感じている時に、無理やりすべてのアイテムを切替えるのは危険! クリームなど、最後のお手入れアイテムから徐々に切り替えていきましょう。

【ライフスタイル編】
1:指先をほぐしてリラックス
疲れがたまっている体は、交感神経が優位に働き全身が固く緊張状態に。そんなときは、手の爪の付け根を指で押してほぐしましょう。全身の血流が良くなり、副交感神経を活性化しリラックスできます。癒し効果のある香りのオイルを使用する事で更に効果アップ!

2:酸っぱい&苦いが効果的!?
酢や梅干し、シソ等を適量の範囲で摂取すると、体が反応しなるべく早く排泄しようとします。その結果、消化器官の働きと共に、副交感神経も活性化! ビネガードリンクやピクルスなど、負担のない範囲で取り入れてみましょう。

【参考】※ 株式会社DECENCIA
調査方法:インターネット 調査
対象者:30代〜40代女性 n=480人
調査日:2017年9月6日〜7日