オープンリールテープ「RECORDING THE MASTERS」(写真: ティアックの発表資料より)

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 ティアックは25日、オンラインショップの「ティアックストア」にてオープンリールテープ「RECORDING THE MASTERS」の取り扱いを始めると発表した。近年のアナログオーディオ機器の需要増加に対応する。

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 製品はフランスのRECORDING THE MASTERS(レコーディング・ザ・マスターズ)社製。価格はオープンだが、ティアックストアでは、14,040円〜16,200円(税込)となっている。

■オープンリールテープの需要増

 オープンリールデッキは、デジタル音響機器が普及する以前の時代にプロのレコーディング現場で必須だった機材だ。

 個人のオーディオ機器ファンの間では、現在でも根強い人気があり、ニーズは増えている。ただ、オープンリールテープはデジタル機器の普及とともに在庫が減少し入手が困難になっていた。こういったファンの声に対応して、同社は新たなオープンリールテープをWEBストア「ティアックストア」で取り扱うこととなった。

 レコーディング・ザ・マスターズ社はアナログテープの大手で、レコーディングスタジオなどで広く利用されている。

■各オープンリールテープの特徴

 今回取り扱いを開始するのは全部で5種。

 「sm900」は、ハイバイアスであるマスタリングテープだ。マスコミやスタジオでのマスタリングやマルチトラックレコーディングに向いている。

 「sm911」は、標準のバイアスであるマスタリングテープだ。ハイバイアスほど音質が要求されないマスタリングやレコーディングに利用できる。

 「sm468」は、アーカイブ用など長期保存に向いている。もちろんマスタリングやレコーディングなどにも使用可能だ。

 「ipr35」は、「sm911」と同等性能で長時間に対応したバージョンのテープだ。

 「ipr90」は、「sm900」と性能は同等で長時間レコーディングやマスタリングを行う際に利用できる製品だ。

■アナログオーディオ全体が復活の兆し

 ダウンロード配信やCDが普及していく中で、レコードやオープンリールデッキは徐々に生産が中止されていた。ただ、デジタル機器は便利な一方で音質に温かみが欠けるため、今回のオープンリールテープのようなアナログオーディオが見直されている。