秋場所を休場した(左から)白鵬、鶴竜、稀勢の里

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 大相撲秋場所は、昭和以降では初めて初日から3横綱が休場したが、横審の北村委員長はケガの完治を優先させることを求めた。「横綱は出るだけの責任では困る。横綱らしい結果を出せるようになって出てきてほしい」と答えた。増加傾向にあるケガに関しては「(理由は)私には分からないが増えているのは間違いない。協会全体でケガについて考えなければならない」と警鐘を鳴らした。

 豪栄道は優勝決定戦に進んだが、綱獲りに関しては「どの委員も思っていないと思う。九州で全勝なら考えるかもしれないが、同点と言っても11勝」との見解を示した。阿武咲、貴景勝、朝乃山ら若手の活躍については「相撲ファンも新しい見どころができた。いろんなところが面白いというのが分かったのではないか。そういう意味ではプラスに感じる」と上位陣の休場を“ケガの功名”と捉えた。