「マジックムーブ」 オランダの19歳新鋭がマラドーナを彷彿させる「5人抜き」ゴール

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PSVのベルフバインが「スラロームのようなドリブル」でユトレヒト守備陣を撃破

 オランダのエールディビジで、19歳の新鋭FWが5人抜きゴールを決めるスーパープレーを披露した。

 かの有名なアルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナの“5人抜き”と比較する声も浮上するなか、本人は恐れ多いと謙虚な対応を見せている。

 脚光を浴びたのは、強豪PSVアイントホーフェンのU-21オランダ代表FWステフェン・ベルフバインだ。

 19歳の新鋭は、リーグ第6節のユトレヒト戦で圧巻のプレーを見せる。6-1と大量リードを奪って迎えた後半44分、敵陣やや左の位置でボールを受けると一気に加速。DF2人を置き去りにして、今度はペナルティーエリア付近で中央へ方向転換。後ろからのスライディングを交わし、カバーに来たマークの間を割る鋭い切り返しでGKとの1対1を作り出すと、GKもフェイントで簡単に抜き去り、がら空きのゴールを陥れた。

 実況も「ワンダフル」「マジックムーブ(魔法のような動き)」と思わず叫ぶ好プレーを、フランス紙「レキップ」電子版も公式ツイッターで「PSVのステフェン・ベルフバインがファンタスティックなゴールを決める」と速報。「スラロームのようなドリブルで守備を切り裂いたベルフバインの“作品”は、(PSVの)最新の成果と言えるだろう」と伝えている。

「ロッカールームですぐにそのゴールを見た」

 “5人抜き”と言えば、1986年メキシコ・ワールドカップ(W杯)準々決勝のイングランド戦で、アルゼンチン代表の英雄マラドーナが見せたプレーが、「伝説」として今も語り継がれている。オランダメディア「voetbalzone」は、「5人抜き」にかけてベルフバインにマラドーナのゴールのことについて質問。本人は「ドレッシングルームで、すぐにその(マラドーナの)ゴールを見た」というが、「携帯にも多くの反応をもらったけど、マラドーナの有名なゴールと比較することはできないよ」と話したという。

 舞台(リーグ戦/W杯)、局面(6-1からの追加点/1-0からの決勝弾)、距離(敵陣から/自陣から)が違い、“本家”の5人抜きには敵わないが、「BERGWIJN」の名を轟かせる一撃になったのは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

【動画】レキップ紙が公式ツイッターで紹介したベルフバインの“5人抜き”ゴール

https://twitter.com/lequipe/status/912005531304448000

レキップ紙が公式ツイッターで紹介したベルフバインの“5人抜き”ゴール