英誌エコノミストは22日、成長産業の独占を狙う中国に、他国はもはや対抗できないと伝えている。写真は営業時速350キロを達成した中国の新型車両「復興号」。

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2017年9月23日、中国メディアの参考消息網によると、英誌エコノミストは22日、成長産業の独占を狙う中国に、他国はもはや対抗できないと伝えている。

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どの国においても重点産業分野の支援は行われている。インフラの提供や研究費の支援、あるいは減税といった手段が一般的だ。だが中国ほど大きな成果を出している国は他にないのではないか。先日、中国は北京・上海間高速鉄道において営業最高時速350キロという世界最高記録を達成した。まさに政府が支援し育てた結果だ。

高速鉄道だけではない。中国は矢継ぎ早に産業支援政策を打ち出している。今、中国でもっともホットな産業支援政策は「中国製造2025」だ。製造業の先進化改革に巨額の資金が投じられている。ただしこうした支援は必ずしも成功するものではない。独メルカトル研究センターによると、16年末時点で中国地方政府は合計で40近いロボット工業園を建設している。中国の中央政府は今後数年間のロボット需要を1500億元(約2兆5500億円)と試算しているが、地方政府による目標値を合計すると需要の5倍に達している。先進的興行分野でもとてつもない生産過剰が生まれる可能性があるわけだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)