テレ朝『SmaSTATION!!』終了は圧力?香取慎吾が最終回でぶちまけた”本音”(写真はイメージです)

写真拡大

 9月8日をもってジャニーズ事務所を退社した香取慎吾(40)の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)が16年の歴史に幕を下ろした。番組の後半には香取慎吾がこれまでを振り返り、視聴者やスタッフへの感謝を述べていたが、「最後の最後で“ジャニーズからの仕打ち”をほのめかした一幕に、業界中の注目が集まっている」(テレビ局関係者)という。

 香取は9月22日、同じく事務所を退社した稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)との共通の公式ファンサイト『新しい地図』を立ち上げており、番組でも同サイトに触れつつ再出発を誓った。

「ともに長年司会を務めてきた大下容子アナウンサー(47)から、『最終回ということで、今、どんな思いでいらっしゃいますか?』と尋ねられた香取は、番組終了を知らされてからは『あっという間』だったと吐露。そして、『とっても残念で、ずっと続けたかった』『新しい道を選んで、新しい道を進もうって思ったことによって、みんなでどこまでも続けたいって思ってた「スマステ」が終わってしまうことに、皆さんに僕は申し訳ないなって思うんですね』と、謝罪しました」(同・関係者)

 香取の“本音”に胸を打たれたファンも多かったと思われるが、関係者の間では波紋も広がっているようだ。

■飯島マネと合流が実現

 芸能記者が語る。

「香取の発言は、つまり『自分は続ける意思があったにも関わらず、ジャニーズの圧力で番組を打ち切られた』と言っているようなもの。最後の最後に言いたいことをぶちまけた香取に、業界内ではざわめきが起きています」

 一方で、『新しい地図』を運営し、香取らの新事務所となる株式会社CULENについても、詳細が明らかになってきた。

「同社の代表はSMAPの元チーフマネージャー・飯島三智氏(59)だということも判明し、グループ解散直後から言われていた元メンバーとの合流が、ようやく実現した形です。退社組の行く末が心配されていたものの、飯島氏と再出発するとあれば、ファンもホッとできるのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 世論としてはいまだジャニーズへの批判は多いだけに、今回の香取の暴露も相まって、情勢は完全にジャニーズ劣勢といえそうだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。