上西小百合、タレント活動に乗り気も「需要なし」の大合唱

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 高飛車なコメントで“浪速のエリカ様”と揶揄されてきた上西小百合衆院議員が9月25日に会見を開き、次期衆院選に出馬しないことを明らかにした。

 この日は、いつもの上から目線はやや影を潜め、「出馬しないのは勝てないから」「次の選挙は来年5月を想定していた。私の戦略ミス」と殊勝に答えた。また、話題になったタレント転身については「いずれ国会に戻れるように活動していく」としながらも、「テレビ局に行くのも好きですから、タレントに近い活動もあると思う」と満更でもない様子。これにはネットもすぐさま反応。「何様のつもり?タレント需要ないわ」「まず自分の世間の評価を勉強せい」「真面目に頑張っている議員に失礼」などと叩かれまくっている。

 上西議員は2012年12月の総選挙で大阪7区に「日本維新の会」公認で出馬。橋下チルドレンとして注目を浴びた。しかし、病欠した本会議の前日に居酒屋で飲んでいたことが発覚し、当時の維新の党・最高顧問の橋下徹とのやり取りの中で、「除名で結構」と最後っ屁をかまし無所属になった。

 また、最近では浦和レッズ対ドルトムントの国際親善試合において「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」とツイートし大炎上。その後も、今井絵理子、豊田真由子、山尾志桜里ら同僚議員の不祥事が報じられるたびに、したり顔でワイドショーやSNSでコメントしていた。

 週刊誌記者は、今回の出馬断念の背景について、次のように推察する。

「選挙に勝てないと同時に、タレント活動のほうがオイシイとも思ったのでは。元衆院議員のタレント・杉村太蔵が『年収1億越え』などと明らかにしたことも、影響したのではないでしょうか。とにかく目立ちたがり屋ですからね。ですが、杉村が1億円稼げるのは投資家としての実績があり、講演活動での収入があるから。上西氏に、それほど講演依頼があるとは思えません」

 上西議員は“第2の太蔵”を目指しているかもしれないが、単なる“賑やかしタレント”がせいぜいだろう。