レアルを救ったセバージョス、現地紙も「ニュー・モドリッチ」と期待

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 現地23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第6節でアラベスを2−1で下し、連敗を逃れたレアル・マドリード。チームを救ったのは2ゴールを挙げたU−21スペイン代表MFダニ・セバージョスだった。この夏の移籍市場でベティスから加入した21歳の若武者には多くの賛辞が送られている。

「彼のおかげで3ポイントが取れた」と感謝の意を述べたのはジネディーヌ・ジダン監督で、チームを救うゴールだけではなく全体的なパフォーマンスを高く評価した。

「セバージョスの働きには大変満足している。ゴールを決めてくれたことは嬉しいし、それ以外でも良いプレーをしてくれた。彼にとっても、落ち着いてこのチームにいられることを証明する、本当に素晴らしい試合だった。今後はもっと出場機会が増えて行くことだろう」

 レアル・マドリード寄りで知られるスペイン紙『マルカ』も、「ニュー・モドリッチ」との見出しでセバージョスに大きな期待を寄せている。

「レアル・マドリードはセバージョスを(クロアチア代表MF)ルカ・モドリッチの最も自然な後継者として見ている。モドリッチは今のチームにとって替えの利かない選手だが、もう32歳。(ポルトガル代表FW)クリスティアーノ・ロナウドの起用法と同様に、出場時間を調整する必要がある年齢だ。セバージョスのアラベス戦でのパフォーマンスは、中盤の絶対的レギュラーもローテーションに組み込めるという完璧な判断例となったことだろう」

 一方、レアル・マドリードでの公式戦初スタメンで結果を残したセバージョスは、今後のさらなる活躍を誓っている。

「夢見ていたようなデビューだった。この瞬間のために日々黙々と練習を積んで来た。僕は決して諦める男ではなく、つねに上のレベルを目指している。努力は必ず報われるので、これからもハードワークを続け、ジダン監督の頭をもっと悩ませたいね」

 これまでスペイン代表のユースの各カテゴリーでプレーしてきたセバージョスは、この夏行われたU−21欧州選手権では大会最優秀選手に選ばれるなど、有望な若手が多いスペインでも世代屈指の存在として認められている。リーガでは優勝候補筆頭との前評判から一転して苦戦しているレアル・マドリードにとっては、アラベス戦のように反撃の起爆剤になって貰いたいところだ。

文=北村敦