東アジアの覇権争いでJリーグ勢見極めへ ハリル「国内組を試す良い機会」《E-1サッカー選手権》

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▽12月に日本で開幕するEAFF E-1 東アジアサッカー選手権2017(E-1サッカー選手権)の大会概要が発表された。

▽会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今大会を「選手を見極める大会」と、来年に開催されるロシア・ワールドカップに向けた国内組の選考の場として位置付け。勝利を前提としつつ、監督として自身2度目の参戦となる今大会を有意義に活用していく意向を示した。

◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)

「このトーナメントは、我々にとって本当に興味深いものになる。そして、最後に残るであろう選手を見極める大会となる。(ロシアW杯アジア)最終予選を突破した我々にとって、国内組を試す良い機会になる。本当に最後の最後までチームに残ることができるかどうか。そういった候補の選手を探す場として、この大会を位置付けたい」

「ただ、前大会を思い起こしてみると、色々良くない結果もあった。今回はより良い結果を目指したい。もちろん、我々の野心は、このトーナメントを勝つということ。中国ではほぼ練習できないまま臨んだ」

「確か(初戦の)1日前に(現地に)入ったかと思うが、1試合目は選手たちがかなり疲労していて、難しい試合だったと覚えている。次の2試合目からだんだん良くなっていった。今回は1週間の準備期間をもらっている。しっかり準備して、すべての試合で勝利したい」

「2つ目的がある。まず勝つこと。そして、選手の見極めだ。つまり、『A』というチームに残れるかどうか。12月に向けて、これからリストを作っていきたい」

――開催国としてどのような試合を見せたいか

「大会への臨み方としては、現段階での良い選手をチョイスするということ。何人かの選手を見る良い機会だ。国内にいる選手にとっても良い機会になる。我々に見せつける場になる。ハイパフォーマンスでこの大会に臨んでもらいたい」

――対戦する3カ国の印象について

「まだすべての国を掌握し切れていない。気になるのは中国が(マルチェロ・)リッピ監督に率いられているということ。北朝鮮と中国は国内組がほとんどなので、ベストメンバーに近いだろうが、韓国は海外組が多くを占めているので、我々と似た状況だ」

「ただ、韓国も国内に素晴らしい選手を抱えているので注意しないといけない。東アジアでベストといわれる国がそろっている。ハイパフォーマンスでないと勝利はできない。国内でやる大会なので、勝つトライをしないといけない」

「野心もあるし、サポーターの皆さんも我々を全員でサポートしてほしい。国内の選手には、W杯本大会に残るであろうメンバーの見極めになるので、本当に頑張ってほしい。選手が『僕を信頼してくれ』『僕を見てくれ』という状況で臨まなければ、私は選ばない」