日本の犬種である柴犬は近年、世界的にも人気が高まっているが、それは中国でも同様だ。中国のネット上では柴犬好きの中国人たちが柴犬の魅力について熱く語っているのを見かけることがある。(イメージ写真提供:(C)grigvovan/123RF)

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 日本の犬種である柴犬は近年、世界的にも人気が高まっているが、それは中国でも同様だ。中国のネット上でも、柴犬好きの中国人たちが柴犬の魅力について熱く語っているのを見かけることがある。

 中国には、中華田園犬またの名を土狗という中国原産の犬が存在している。この犬の外見は柴犬と似ているのだが、中華田園犬の人気が高まる様子はなく、外見が似ていることを理由に中華田園犬を柴犬だと偽って販売する悪徳業者も存在する。

 なぜ柴犬の人気が高まる一方で、中華田園犬の人気は低迷したままなのだろうか。中国メディアの今日頭条は20日、中国における柴犬人気の高さを認めたうえで「中華田園犬は柴犬にどういった点で負けているのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 柴犬人気の高さについて、記事は「中型犬で飼いやすく、中国の多くの家庭で、ペットを飼う際の第一選択肢となっている」と紹介する一方、中華田園犬は柴犬に「外見こそ似ているが、柴犬ほど人気でもなければ有名でもない」と指摘した。柴犬は外見が可愛らしいうえ、主人に忠実で良いパートナーとなることも、中国で人気となっている理由の1つと言えるだろう。

 一方、中国原産の中華田園犬はなぜ自国で人気がないのかという点について、記事は「血統の規格化」が進んでいないことを挙げ、中華田園犬は外見や性格が個体によってバラバラで、犬種としての安定した特徴がないことを挙げた。

 反面、柴犬の場合は血統の保護という意識のもとで「血統の規格化」が行われていて、外見や性格などの犬種としての特徴がある程度統一されていると指摘。こうした血統の保護という点が柴犬と中華田園犬の人気の差に繋がっているのではないかとの見方を示し、中国も自国原産の犬種を守るという意識を日本人に学ぶべきだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)grigvovan/123RF)