特急用の新型2600系、12月2日に「うずしお」で営業運転開始 JR四国
JR四国の新型2600系ディーゼルカーが、2017年12月2日に特急「うずしお」の列車として営業運転を開始します。
高徳線を1日3往復
JR四国は2017年9月25日(月)、新型車両である2600系特急形ディーゼルカーの営業運転を12月2日(土)から始めると発表しました。
2600系は、高徳線の特急「うずしお」に投入されます。該当する列車は次のとおりです。
●下り(高松→徳島)
・「うずしお」9号、15号、21号
●上り(徳島→高松)
・「うずしお」14号、20号、26号
なお、車両の検査などにより、N2000系や2000系ディーゼルカーが使われる場合があります。また、12月2日(土)には、出発式が開催される予定です。
2017年12月2日に営業運転を開始するJR四国の2600系特急形ディーゼルカー(2017年2月、恵 知仁撮影)。
2600系は、1989(平成元)年にデビューした2000系の老朽置き換え用として登場。マイナーチェンジ車両を除くと、JR四国の特急形ディーゼルカーとしては、およそ30年ぶりの新型車両となります。
カーブを高速で通過できるよう「空気バネ式車体傾斜装置」を採用。各座席には電源コンセントが備えられ、ノートパソコンの使用を意識した大型のテーブルも設置されます。車両には多機能トイレが設置されるなど、快適性の向上も図られています。
【写真】2600系ディーゼルカーの車内
座席の色が「紺」の車内。各座席の肘掛けにはコンセントを設置。ヘッドレスト(枕)は可動式。ほかに座席が「臙脂(えんじ)」色の車両も(2017年2月、恵 知仁撮影)。