PSG会長が“1億円超ボーナス”用意も… カバーニはネイマールへのPKキッカー譲渡を拒否

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アル・ケライフィ会長が問題解決に向けて動くも失敗と、仏紙が報じる

 パリ・サンジェルマン(PSG)のナセル・アル・ケライフィ会長は、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニに得点王となった際の金銭ボーナスと引き換えに、ブラジル代表FWネイマールへPKキッカーを譲渡するように提案したが、このオファーはカバーニに拒絶されたという。

 スペイン紙「エル・パイス」が報じている。

 カバーニとネイマールは、17日の敵地リヨン戦(2-0)でセットプレーやPKのキッカーを巡り口論を展開した。

 リヨン戦の後半10分、ネイマールが獲得したFKのチャンスでカバーニがキッカーを務めようとボールを取りに行くと、ネイマールがこれを拒否。二人が口論に発展するなか、仲介役となるはずのDFダニエウ・アウベスがなぜかボールを奪い、同胞ネイマールにキッカー役を託す一幕があった。ネイマールのシュートは相手GKの好セーブに阻まれ、ゴールとはならなかった。

 さらに同34分に迎えたPKのチャンスではカバーニがキッカーを務めたが、蹴る前にネイマールが近づき、またもピッチに緊張が走った。結局、キッカーを務めたのはカバーニだったが、このシュートを失敗。試合は2本のオウンゴールによってPSGが2-0と勝利したものの、後味の悪さが残った。

 試合後もメディアの関心は、カバーニとネイマールの関係性に向いており、カバーニがPKキッカーにこだわる理由は、2年連続で得点王を獲得した際に100万ユーロ(約1億3400万円)のボーナスが支払われるためだと、仏メディアでは報じられていた。

カバーニはお金の面に関心を示さず…

 そして最新のレポートによれば、アル・ケライフィ会長はカバーニに、ネイマールにPKキッカーを譲ることと引き換えに、得点王になった際の100万ユーロのボーナスを支払うとオファー。これは以前までの契約には含まれていなかったもので、PSGが新たに用意した条件だという。

 だが、カバーニはこの打診を拒否したという。30歳の長身ストライカーはお金の面に関心を示しておらず、PKキッカーへのこだわりは4年間にわたってその役割を務めてきたことや、チームの第3キャプテンであることの自尊心の表れだと記事では指摘されている。

 キャプテンのブラジル代表DFチアゴ・シウバとイタリア代表MFチアゴ・モッタが取り持つ形で、ネイマールがチームメイトに謝罪したものの、PSGのドレッシングルームには、いまだ緊張が走っているとも言われている。両エースに関わる問題は、このまま収束へと向かうのか、スター軍団の動向に注目が集まっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images