毎日遊ばせるだけで、獣医さんに褒められる歯に!

なんだか胡散臭い見出しから始まりましたが、我が家が体験したまぎれもない実話です。

簡単に説明すると、100円ショップなどに売っている洗濯用ネットに、手芸用のパンヤを詰めたおもちゃで毎日遊ばせるだけです。え?それだけ?と思いますよね。ところがこれがなかなかの優れものなんです。

実際に使っていた我が家の愛犬の実例や具体的な作り方、利用するときの注意点などをご紹介したいと思います。

長々と読んでいられない!今すぐ100円ショップへgo!という飼い主さんも、わんちゃんのために注意点だけはぜひ目を通してみてくださいね。

高齢犬でもキレイな歯をキープ

以前飼っていたシーズーは、10才を過ぎても動物病院で獣医さんに「キレイな歯ですね〜」と褒められるほどでした。犬の歯磨きの重要性を理解していなかった無知な飼い主(=筆者とその家族)のせいで、一度も歯磨きをしたことがなかったにもかかわらずです。

老犬になってもキレイな歯を保つことができた理由は、手作りのオモチャでした。これをカミカミして遊ぶのが、愛犬のお気に入りでした。

参考程度に愛犬の情報を載せておきます。
犬種はシーズー(女の子、享年16)。ドライフードを1日2回、スープなどはかけずにそのまま食べていました。毎日ドライフードを噛んでいたことも歯石が溜まりにくかったことの一因かもしれません。その他におやつとしてジャーキーをほぼ毎日と、家族が自分の食事をちょこっとあげたりもしていました。とにかく食べることが大好きなコでした。晩年は免疫力が下がってしまう病気にかかりましたが、心配した歯周病にもならずに歯は無事なままでした。そして、歯磨きは一度もしたことがありません。

材料は洗濯用ネットとパンヤだけ

必要な材料はたったの2つ

用意するものは2つだけです。

洗濯用ネット手芸用のパンヤ

手芸用のパンヤとは、クッションやぬいぐるみなどの中に入っているワタのことです。どちらも100円ショップなどで買うことができます。

選ぶときのポイント

パンヤに関してはお好みのものでOKです。洗濯用ネットは目の細かいもののほうがオススメです。数パターン作ってみましたが、目の荒いものよりも目の詰まったネットのほうが歯の汚れがよく取れるように思います。

ただ、わんちゃんの歯の大きさなどによっても違ってくるかもしれないので、いろいろと試してそのコに合ったものを見つけてみてください。消耗品なので、いくつか作っておいても損はないですよ。

形は四角く平べったいものよりも、円柱形や丸形のもののように、パンヤを入れたときにふくらみやすいタイプがいいでしょう。

また安全のために、ファスナーはプラスチック製で、持ち手を布の中に収納できるものを選ぶようにしましょう。だいたい袋に「ファスナーがしまえるので衣類を傷めにくいです」などと書いてあるのでわかりやすいかと思います。

サイズですが、我が家の場合はパンヤを入れたときに愛犬と同じくらいの大きさになるものを選んでいました。けっこう大きめです。ですがこれも、わんちゃんの好みによって選んで大丈夫だと思います。

このおもちゃの作り方

洗濯用ネットのファスナーを開け、中にパンヤを詰めるだけです。不器用なかたやお子さんでも簡単に作れます。

我が家では、ネットがパンパンになるくらいパンヤを多めに入れていました。ただ、あまりにふくらみすぎるとわんちゃんが噛みにくいので、様子を見ながら調節してみてくださいね。

さあ、遊ばせてみましょう!

(上記の写真ですが、シーズーが遊んでいるところの写真がなかったので、今一緒に暮らしている愛犬にモデルになってもらいました。シーズーに与えていたものはもっと大きなサイズです)

遊ぶときは、安全のため、必ず飼い主さんが見守ってください。一緒に遊んであげると、コミュニケーションにもなり一石二鳥です。引っ張りっこをしたり、振り回したり。小さいサイズのものなら、投げてあげて拾ってこさせることもできます。

我が家の愛犬は、飼い主と一緒に引っ張りっこをすることが大好きでした。体を上に乗せてポンポンと跳ねたりもしていました。遊び疲れても手放さず、寝そべりながらずっとカミカミしていた姿をよく覚えています。そして、取り上げようとすると怒られました……。

安全のための注意点

パンヤの飛び出しにご注意

犬の噛む力は強いですが、筆者の経験上は意外と丈夫で長持ちしました。しかし、このおもちゃは消耗品です。毎日わんちゃんがカミカミし続けていれば、いつかは壊れたり、唾液で汚れたりもしてきます。

洗濯用ネットが破れて中のパンヤが飛び出てくることもあるかもしれません。それをわんちゃんが飲み込んでしまう危険性もあります。遊ぶときは飼い主さんがついて、注意して見てあげましょう。

遊ぶ前と遊んだあとにネットを確認して、破れていないかをチェックしてください。破れそうなときは早めに新しいものを用意してあげましょう。

ファスナーは噛ませないようにする

ファスナー部分は硬いので、わんちゃんが噛んでしまうと歯に悪いですし、ファスナーの破損にも繋がります。

材料を選ぶポイントにも書きましたが、洗濯用ネットのファスナーは金具ではなくプラスチックでできたものを選ぶようにしてください。そして遊ばせるときには常にファスナーの持ち手をしまっておきましょう。表に出ている部分も、なるべくわんちゃんが噛まないように、飼い主さんがコントロールしてあげてくださいね。

注意をしながら遊ばせていたので、我が家ではケガに繋がったことはありませんが、飼い主さんの目の届かないところで自由に遊ばせることは避けてくださいね。

噛む力が強い犬にはとくに慎重に試す

上で「意外と丈夫」と書きましたが、筆者がこのおもちゃを与えたことがあるのはシーズーと数匹の小型犬のみです。もっと体の大きな犬や、犬種の特性などで噛む力の強い犬はたくさんいます。もしかするとすぐにネットに穴があいてしまうかもしれませんし、ファスナーが壊れてしまうかもしれません。

そういったわんちゃんに遊ばせるときは、特にご注意ください。

こまめにお洗濯

わんちゃんの唾液や歯の汚れが付くので、黒ずんだり、ときにはニオイがしてくることも。口に入るものですので、こまめにお洗濯や天日干しをしてキレイな状態を保ちましょう。汚れが目立ってきたら早めのお取り替えを。

まとめ

当たり前ですが、この方法はすべてのわんちゃんに当てはまるものではありません。まったく興味を示さないコもいるでしょう。

現に、今我が家にいる愛犬たちにもこのおもちゃを試してみましたが、あまりお気に召さないようで……。ですが、もしわんちゃんが喜んでくれたのなら、毎日の歯磨きにプラスして、手軽なデンタルケアの選択肢のひとつになるのではないかな、と思っています。

最後にお断りとして、万が一このおもちゃでわんちゃんがケガをしてしまったとしても、筆者には責任が取れません。わんちゃんに与える際は飼い主さんの責任で判断していただくようお願いいたします。