25日、韓国メディアによると、韓国中部・忠清南道天安市にある国立墓地「国立望郷の丘」に今年、元慰安婦らの追悼碑が設置される。韓国政府が主導して追悼碑がつくられるのは今回が初めて。写真は米ニュージャージー州ハッケンサックにある慰安婦の碑。

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2017年9月25日、韓国・アジア経済によると、韓国中部・忠清南道天安市にある国立墓地「国立望郷の丘」に今年、元慰安婦らの追悼碑が設置される。韓国政府が主導して追悼碑がつくられるのは今回が初めてのこと。

韓国の女性家族部は25日、元慰安婦の追悼碑制作事業に関する公募の結果を発表した。追悼碑のデザインとして選ばれたのは「安息の家」と題する作品で、元慰安婦らの生涯が「(故郷を)離れる瞬間のおびえ、苦痛と挫折、つらく厳しい暮らし、勇気を出して世の中に出て平和と人権のために活躍した時間、蝶々になってひらひら飛んでいく最後の姿」の5段階で表現されている。

追悼碑は元慰安婦43人の墓がある「国立望郷の丘」に今年中に設置される予定。女性家族部のチョン・ヒョンベク長官は「望郷の丘が元慰安婦を追悼する新たな空間になることを願っている」とし、「これを基盤とした次世代教育を通して女性の人権に対する正しい歴史認識を広めつつ、被害者らを追悼できる記念事業としてさらに強化していく」と述べている。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「よいアイデアだ。場所の選定も良い」と賛同の声が上がる一方で、「女性家族部がすると政治の臭いがぷんぷんする」「イメージ政治に嫌気がさす」「趣旨は悪くないが…。ずっと慰安婦被害者らを無視してきたのに、なぜ今さら税金の無駄遣いを?」など厳しい声も多く寄せられている。

さらに、「税金がもったいない。北朝鮮の核問題で安保状況が危険な時に反日感情をあおり、韓米日の協力関係を壊そうとするのはやめてほしい」と指摘する声や、「追悼碑や慰安婦像などをむやみに設置すると1つ1つの価値が薄れてしまいそう。追悼碑の設立費用で慰安婦問題の真実を明らかにする活動を支援してあげた方が被害者らのためになるのでは?」「追悼碑の設置に反対はしないが、数が多過ぎる」など慰安婦関連の銅像や記念碑の数の多さに懸念を示す声もみられた。(翻訳・編集/堂本)