上野動物園の赤ちゃんパンダ、名前は「シャンシャン(香香)」に決定

上野動物園で6月に誕生したジャイアントパンダの赤ちゃんの名前が「シャンシャン(香香)」に決定した。小池百合子都知事が25日14時の会見で正式に発表する。

母親・シンシンと父親・リーリーの間に誕生したメスの赤ちゃんパンダは、20日に生後100日を迎え「シャンシャン(香香)」と命名された。名前の公募には32万件以上もの応募があり、件数が多かった上位100点から、黒柳徹子ら選考委員会が8つの候補に選考。中国との協議などを経て、東京都が名前を決定した。「シャンシャン(香香)」は呼びやすく、漢字の「香」は花開く明るいイメージとしている。

6月12日に産まれた赤ちゃんパンダは、上野動物園の産室で順調に成長中。100日齢の身体検査では、体重は6キロ、体長は65センチに成長。上下左右の犬歯がはっきりと生え、後肢は体を支えて数歩前進できるようになっている。母親のシンシンも、産室内で赤ちゃんと一緒に過ごし、順調に育児をこなしている。