イラク・クルド人自治区のアルビルで、自治区の旗を掲げる人たち(2017年9月22日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イラクのクルド自治政府は24日、独立の是非を問う25日の住民投票について「いかなるリスクと代償があっても」実施すると表明した。イラク中央政府は住民投票が行われれば対抗措置を取るとしている。

 クルド自治政府のマスード・バルザニ(Massud Barzani)議長はアルビル(Arbil)で開いた記者会見で「中央政府側との協力関係は破綻している」と述べ、住民投票は予定通り25日に行われると述べた。

 しかし、イラクのハイダル・アバディ(Haider al-Abadi)首相は直後に行ったテレビ演説で、イラクの一体性を守るため「必要な措置」を取ると警告。すべての国に対して、原油取引は中央政府を通して行うことも求めた。

 隣国のイランとトルコは、国内のクルド人の分離・独立運動につながるのを警戒し、今回の住民投票に強く反対している。

 イラン政府は24日、イラク政府の要請に基づき、クルド自治区とイランを結ぶ航空機の往来を全面禁止した。
【翻訳編集】AFPBB News