UCIロード世界選手権大会、エリート男子ロードレースを制し、表彰式で金メダルを手に喜ぶペーター・サガン(2017年9月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】UCIロード世界選手権大会(2017 UCI Road World Championships)は24日、エリート男子ロードレースが行われ、スロバキアのペーター・サガン(Peter Sagan)が写真判定の末に前人未到の大会3連覇を果たした。

 最後のコーナーでアタックを仕掛けて完璧な態勢を整えたサガンは、地元ファンが応援するノルウェーのアレクサンダー・クリストフ(Alexander Kristoff)を僅差でかわした。3位にはオーストラリアのマイケル・マシューズ(Michael Matthews)が入っている。

 サガンはレース後、今年4月にイタリアの自宅近くで起きた交通事故で亡くなり、25日には38歳の誕生日を迎えるはずだったミケーレ・スカルポーニ(Michele Scarponi)元選手に今回の勝利をささげることを表明した。

「最初に、この3度目の世界タイトルをミケーレ・スカルポーニにささげたい。明日は彼の誕生日なんだ。今年は本当に残念だった。ご遺族の幸運を祈りたい。次に私の妻にこの勝利をささげる。もうすぐ出産予定なんだ。最高の結果で今季を締めくくれて、とてもうれしいよ」

「体調不良」に陥ってレースへの準備に支障をきたし、万全の状態でなかったことを前日に明かしていたサガンは、全行程267.5キロメートルの今大会でほとんど目立っていなかったものの、少数の逃げ集団に残って最後のスプリント勝負を制した。

 サガンは世界選手権では史上初の3連覇にして、ベルギーの名選手エディ・メルクス(Eddy Merckx)氏と肩を並べる通算3勝目を飾ったことについて、「特別なことだ。これで何か変わるわけではないことはたしかだが、自分にとっては本当にうれしい」とコメントした。
【翻訳編集】AFPBB News