北海道の大雪山国立公園に広がる森や林では、9月に入ると紅葉がはじまり、日を重ねるごとに山の上から麓のほうへと紅葉が下りてきます。このあたりは日本一早く紅葉が見られるポイントで、北海道のダイナミックな絶景を求めて多くの登山者や観光客が訪れます。そろそろ10月。今度は山から大地へと赤く色づきはじめます。手つかずの大自然が広がる、スケールの大きい北海道の紅葉。今、見ごろを迎えています。


真っ赤な山をロープウェイで空中散歩/大雪山旭岳(上川郡東川町)

■旭岳ロープウェイ
大雪山国立公園は北海道のほぼ中央に位置し、標高2291mの北海道最高峰旭岳を筆頭に、2000m級の山々がおよそ50kmにもわたって連なる山岳国立公園です。 秋の大雪は、尾根から山裾へ絵の具を流し込んだように、次々と紅葉に染まります。旭岳ロープウェイは、山麓駅と山頂駅を結び、片道10分。ロープウェイから眼下に望むナナカマドやダケカンバの赤や黄と、まだ残る緑のコントラストは、まさに自然が描く芸術品です。また、散策コースは1周約1.7km。5つの展望台や姿見の池などがあり、所用時間は約1時間。チングルマが咲き乱れ、散策路が真っ赤に染まります。
●所在地:北海道上川郡東川町旭岳温泉
●問い合わせ:0166-68-9111(大雪山旭岳ロープウェイ)
●アクセス:旭川空港から車で1時間 他
※登山靴か厚底の靴を履き、レインウェアか雨風をしのげる長袖の上着必携のこと。
※詳細は公式サイトをご参照ください
道北のお出かけスポット天気


これぞ北海道の大自然。絶景ポイントいっぱい/層雲峡(上川郡上川町)

■大雪山国立公園 層雲峡ビジターセンター
層雲峡は大雪山の北麓にある石狩川上流の峡谷で、たくさんの壮大な絶壁が観光スポットになっています。広大な敷地には多くの紅葉スポットがあります。
・紅葉谷の散策道…気軽に周れる初心者向けの散策路。紅葉の隠れた名所で、柱状節理の渓谷を流れるもみじ滝も美しい。
・赤岳銀泉台…赤や黄色の紅葉と緑の針葉樹が織り成す美しさは感動もの。
・沼の平…三ノ沼や半月沼など、たくさん沼や池が散在していて、絶景といわれる観光スポット。ここの紅葉は観光用のポスターに使われることも多い。
・黒岳ロープウェイ…山麓から山頂まで、1ヶ月かけて山の上から麓のほうに徐々に色づいていきます。
●所在地:北海道上川郡上川町中央町
●問い合わせ:01658-2-1811(層雲峡観光協会)
●アクセス:旭川から66km。バスで110分
※詳細は公式サイトをご参照ください
道北のお出かけスポット天気


原生林に囲まれた世界自然遺産の秘境/知床五湖(斜里郡斜里町)

■知床五湖
知床五湖は世界自然遺産に登録された幻想的な5つの湖で、周辺は手つかずの原生林に囲まれています。 散策するには2種類の方法があります。誰でも自由に散策ができるのが「高架木道」。往復1.6km。バリアフリーの無料コースで、一湖の湖畔まで行くことができ、展望台からは一湖と知床連山の大パノラマが見渡せます。レクチャー(約10分)を受けてから大自然の中を散策するのが「地上遊歩道」。全周3.0kmの大ループだと5つの湖すべてを周ることができます。どの湖からも知床連山を望むことができ、静かな湖面に映し出される赤や黄色の光景は、まさに「神々が宿る湖」に値する絶景です。
●所在地:北海道斜里郡斜里町
●問い合わせ:0152-24-3323(知床五湖フィールドハウス)
●アクセス:JR知床斜里駅からバスで約1時間20分
※ヒグマや野生動物にエサをやってはいけません。
※詳細は公式サイトをご参照ください
道東のお出かけスポット天気


雄・雌阿寒岳をバックに湖上から見る紅葉/阿寒湖周辺(釧路市阿寒湖町)

■阿寒湖温泉
2017年8月8日から阿寒国立公園は摩周湖一帯も含めることになり、阿寒摩周国立公園へと名称が変わりました。摩周湖や屈斜路湖の紅葉ももちろん美しいのですが、やはり、 雄阿寒岳や、雌阿寒岳、阿寒富士を望む阿寒湖一帯の紅葉は、北海道らしさを感じさせる風景です。明治の初期に拓かれた阿寒湖温泉は、北海道の中でも歴史が古い温泉街で、ここから、原始林を散策できる自然探勝路へ行くことができます。また、阿寒湖遊覧船に乗れば、湖上から美しい紅葉を眺めることもできます。
●所在地:北海道釧路市阿寒湖町
●問い合わせ:0154-67-3200(阿寒湖観光協会まちづくり推進機構)
●アクセス:釧路空港から車で約1時間10分
※詳細は公式サイトをご参照ください
道東のお出かけスポット天気