安室奈美恵“来年引退”で早くも囁かれ始めた「ポストアムロ」

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 来年9月での引退を発表した安室奈美恵の衝撃が音楽業界を揺るがすなか、業界内ではさっそく「安室引退で空いた穴」を誰が埋めるのかに注目が集まり始めているようだ。音楽ライターがささやく。

「安室のレーベルはエイベックスですから、ここはやはりエイベックス関連のアーティストにチャンスがあると見るのが自然でしょう。その筆頭格は浜崎あゆみですが、彼女はすでに安定した人気を保っており、良くも悪くも安室引退の影響は受けないはず。そこで注目されるのが倖田來未や大塚愛といった、再浮上が期待されるアーティストですね」

 倖田はかつて浜崎らとともにエイベックスの代表的な歌姫として人気を博したが、最近はシングルが3作続けて音楽配信とファンクラブ限定盤でリリースされるなど、目立った活動が減っている。その一方で2年連続で47都道府県ホールツアーを開催しており、あえて地道なファン開拓に励んでいる状況だ。

 そして大塚は、バースデーライブやアコースティックライブなど個性的な活動を続けつつ、11月には沖縄で開催される音楽フェスに出演予定。今年はドラマにも出演するなど幅広い活動を展開している最中だ。

「もう一つの注目株は韓流アイドルです。6月には日本人メンバーも所属する『TWICE』が日本でCDデビュー。近年落ち込んでいた韓流ブームが再燃すると噂されており、ダンスや音楽性も高いので安室に青春を燃やした耳の肥えたファンにも評価されるのではないかとみられています」(前出・音楽ライター)

 このほかにも未知の新人アーティストがポスト安室に浮上する可能性もありえる。ともあれここからの1年は「安室奈美恵の後継者」争いが激化することは間違いなさそうだ。

(白根麻子)