国立望郷の丘に設置される碑のイメージ図(女性家族部提供)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国中部・忠清南道天安市にある国立墓地「国立望郷の丘」に、旧日本軍慰安婦被害者の追悼碑が設置される見通しだ。国立望郷の丘には、異郷に暮らし亡くなった人や日本による植民地時代の強制徴用被害者が眠る。43人の慰安婦被害者の墓もある。

 女性家族部は25日、公募から「安息の家」と題する作品を追悼碑に選んだことを明らかにした。年内に碑を完成させ、来年6月6日の顕忠日(国を守るため犠牲になった人々を追悼する日)に除幕式を行う計画だ。

 「安息の家」は被害者の女性たちの生涯を形象化した作品だ。女性家族部の関係者は「(故郷を)離れる瞬間のおびえ、苦しみと挫折、つらく厳しい暮らし、勇気を出して世の中に踏み出し平和と人権のために活躍した時間、チョウになってひらひら飛んでいく最後の姿を表現した」と説明した。

 女性家族部は碑の設置と同時に周辺環境も整備し、他の場所に眠る慰安婦被害者をここに移すことも支援する方針だという。同部関係者は「望郷の丘が慰安婦被害者を追悼する新たな場になることを願う。慰安婦問題に対する社会の認識を広める契機になるだろう」と話した。