元C大阪監督クルピ、日本のサッカーファンを称賛「“文明人”であることを失わない」

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現在サントスで指揮、日本のファンを引き合いに出し「よく教育された人々だ」

 かつてセレッソ大阪を率いてJ1リーグやJ2リーグを戦ったレヴィー・クルピ氏は、現在ブラジルの名門サントスを率いているが、Jリーグの監督復帰のニュースを否定しつつ、日本のファンについて話している。

 サントスはミッドウィークにリベルタ・ドーレス杯で敗れた時にはスタジアムの出口まで来たサポーターに罵声を浴びせられ、今週末のリーグ戦で勝利すると大歓声で称賛されたという。そうした状況について、クルピ氏は日本のサッカーファンを引き合いに出し、持論を述べている。

「ファンはポジティブな方向にもネガティブな方向にもエネルギーを爆発させる。私にはネガティブな驚きがあるね。チームはいつでも上手くプレーしたいと思っているけど、ここにはファンがいない。日本のファンは応援するためにチームのシャツを準備して、サッカーを見るためにスタジアムに来るし、よく教育された人々だ。負けてしまった時も、彼らは“文明人”であることを失わない。残念ながら、ブラジルではそうではない」

 クルピ氏は日本のファンをそう称賛した。また現地メディアでは、Jリーグのチームへ復帰するのではないかという報道がされていることについて問われ、それを否定しつつ日本サッカーについて話した。

知日家クルピ「日本でサッカーを学んだ」

「素晴らしい国で、そこで私は多くのことを学んだ。7年間、日本にいたけれども、サッカー後進国だと言われていた。だが、それは間違いだった。私は日本でサッカーを教えたのではなく、サッカーを学んだ。日本に戻ることに否定的な感情はないけれども、その事実はない。その情報がどこから来たものなのかは分からないが」

 クルピ氏にとって、日本での監督業は今でもポジティブな感情ばかりが残っているようだ。近い将来のJリーグ復帰こそ否定したが、再びクルピ氏がJリーグのチームを率いるということは、タイミング次第で大いにあり得そうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images