早く寝たいのに眠れない。落ち着かない夜に効く3つの方法

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“ヨガ”で呼吸を落ち着かせる

寝つけない夜って、寝られないことに焦りが出てきて、余計眠れなくなったりしますよね。

「明日は朝から大事なプレゼンなのに」

なんて緊張する夜は、眠れないし起きられないかも…と不安になります。そんなあなたにオススメの寝つく方法あります。ここでは三つ紹介しましょう。

眠れない夜に試したい3つの方法

01. クッションを使って前屈
落ち着かない心を安定させるのにオススメは、前屈。あなたも経験があると思いますが、ウキウキしていたり元気な時は、胸を張っていることが多く、ほーっと力が抜けている時は、背中が丸まって体の前面を緩めているものです。寝るには心身ともに脱力していることが大事。だから、ゆるゆるとした気分になるように、体の前面を柔らかくしていきます。でも、前屈のポーズ、と意識高くやると、簡単には緩みません。そこでクッションをたくさん使って。足の上にクッションを置いて、その上に体を預けるように前屈。背中を丸めて脱力します。そこでぼーっとしていると、呼吸が落ち着いてきて、眠りやすいモードになっていくでしょう。

02. 力を入れてから脱力
眠れないというのは、心身が弛緩しきれていないから。弛緩するためには、先に体を緊張させるのがオススメです。例えば、しっかりとヨガの太陽礼拝をしてみる。一つのポーズをするのでも、少しキープを長くしてみる、そうやって体を緊張させる時間をしっかり取った後、全身を伸ばして仰向けに横たわります。そう、いわゆるシャヴァーサナ。これは、交感神経から副交感神経に以降していることになり、眠りやすくなります。そのまま寝てしまうことも多いので、横になる時は布団の上でね。

03. 軽く集中する時間を取る
瞑想…と言っても難しいもの。なので、集中する練習をしてみましょう。楽な姿勢で座り、背筋を軽く伸ばし、目をつぶります。この時、あかりは消しておくほうがいいでしょう。明るさを感知するだけで交感神経が刺激されます。目をつぶったら、眉間に意識を置きます。ここに集中していることで、他に考えないようにするのです。ただし、力は抜いて。雑念が沸いたら、「雑念だ。わかったよ、またね」と手放し、また眉間に戻ります。そのうち、雑念も眉間も気にならなくなり、頭の中もすっきりしてきます。普段、考えすぎている人は、この方法で頭の中を軽くすると。眠りに就きやすくなります。

 

大事なのは、眠れない!という意識を捨てること。ここにこだわってるし、余計に眠れなくなります。ま、しょうがないか、というぐらい気楽に構えるようにしましょう。

 

ライター:大嶋朋子/『Yogini』『YOLO』の他、多くのトレーニング本や、女性の心と体を豊かにする書籍の編集に携わる。日々、女性の心と体について知識を深めている