トレーニングが続かなくなった時 自分に聞いてみる唯一の問い

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トレーニングやヨガなど、続けるほどの効果が得られるものは、逆に続けられなくなった時、罪悪感を感じがちです。行きたいと思っているのに、行く時間がない。そのうち、いく気持ちがなくなってきてしまう…。あなたは、そんな時ありませんか?

でも、無理にやっても、結局同じことを繰り返すことになりがち。もし、あなたがそのタイプなら、その度に、自分自身に質問をしてみましょう。いつも同じ質問でいいのです。そこで出た答えが、今のあなたの本心。

質問は、ごくシンプル

「私は何のためにトレーニングをするの?」

という問いかけ。

かっこいい体になりたいから。不調を解消したいから。まずは、そんな答えが出てくるのではないでしょうか。そうしたら、ここで終わらずに、さらに自分に突っ込みます。

なぜ、かっこいい体になりたいの?
なぜ、不調を解消したいの?

それを探っていくと、かっこいい体になりたいのは◯◯さんに負けたくないから、不調を解消したいのは健康になって今より仕事をしたいから、なんて答えが出てくるかもしれません。

では、なぜ◯◯さんに負けたくないの?
なぜ今よりもっと仕事がしたいの?

…とどんどん質問は続きます。そうしたら、今のあなたの究極の答えが出てくるはず。例えば…

目立ちたいから
お金がもっとほしいから

そんな答えです。こういう答えが出る時、欲張っているようで恥ずかしくなる人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。それがモチベーションなら、それを糧に頑張れるんです。だから、あなた自身に嘘をつかないことが大切です。

もし、この答えが、「それだったら、もうトレーニングしなくていいかも…」となったら、それが今の答え。自分自身で納得して、トレーニングを辞めるという立派な選択になるわけです。

これは、いろいろなシーンで使えるので、必要な時にやってみてください。自分を客観視できるようになる方法として有効です。

 

ライター:大嶋朋子/『Yogini』『YOLO』の他、多くのトレーニング本や、女性の心と体を豊かにする書籍の編集に携わる。日々、女性の心と体について知識を深めている